本サイトの記事や画像はAIが公的資料や報道を整理し制作したものです。[続きを表示]ただし誤りや不確定な情報が含まれることがありますので、参考の一助としてご覧いただき、実際の判断は公的資料や他の報道を直接ご確認ください。[私たちの取り組み]
遠隔操作の着陸を終えた大型無人機が、滑走路上で動かないまま静止していた。海上保安庁の無人航空機「シーガーディアン」が2025年11月23日夜、北九州空港に降りた後、後部プロペラなどの損傷が見つかったと24日に発表された。人の命への被害はなかったが、新しい海の目となる機体で何が起きたのかが注目されている。
着陸直後に判明した損傷と空港への影響
海上保安庁によると、シーガーディアンは23日18時30分ごろ、地上からの遠隔操作で北九州空港に着陸したが、その後自走できない状態になったという。運用センターの職員が機体を確認したところ、後部に並ぶ4枚のプロペラの先端がいずれも折れ曲がり、機体底部の垂直尾翼の先にも擦れた痕が見つかった。
同庁は、着陸の際に機体後部が滑走路に接触した可能性が高いとみて、操作手順や機体の状態を詳しく調べている。事故によるけが人は確認されていないものの、滑走路はおよそ40分閉鎖され、後続3便に遅延などの影響が出た。1機の無人機トラブルが空港全体の運航を左右し得る状況が改めて示された。
海を見守る大型無人機、その役割と試験運用
シーガーディアンは人が乗らず地上から操縦する大型無人航空機で、米ジェネラル・アトミクス社製の機体にセンサーやカメラを搭載し、長時間の飛行で広い海域を監視する役割を担う。海上保安庁は2022年から青森県の八戸航空基地を拠点に運用を始め、日本の排他的経済水域での外国漁船の取り締まりや遭難者の捜索などに活用してきた。
北九州空港では2025年1月31日から試験運用が始まり、離着陸に習熟して25年度の本格運用を目指している。海保は複数機の配備を進め、警戒が必要な海域の監視強化に生かす構想だ。一方で、民間機も発着する空港で大型無人機を動かすには、安全確保と影響の最小化が欠かせないことを、今回の事案は静かに突き付けている。
