中国の国慶節8連休始まり 日本含む旅行需要が高まる
中国で2025年の国慶節と中秋が重なり8日間の大型連休が始まり、国内外で移動が一斉に活発化。連休中盤に移動ピークが予測され、日本など近距離の出境先が人気を集め、景気の先行指標として注目されている。旅行会社の予約や交通機関の混雑状況が景気判断の材料となる見方も強まっている。
本ページでは「中国」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
中国で2025年の国慶節と中秋が重なり8日間の大型連休が始まり、国内外で移動が一斉に活発化。連休中盤に移動ピークが予測され、日本など近距離の出境先が人気を集め、景気の先行指標として注目されている。旅行会社の予約や交通機関の混雑状況が景気判断の材料となる見方も強まっている。
昨年、外国人・外国法人による農地取得が計175.3ヘクタールと前年から大幅増加。中国からの取得が目立つが、農水省は全農地の0.004%に過ぎないとし、制度改正で実態把握が進んだ局面だ。背景に安全保障や食料自給の懸念があり、地方自治体の対応や監視強化が課題となっている。
旧日本軍・関東軍防疫給水部(731部隊)を描く中国映画「731」が2025年9月18日に中国で公開。重い歴史に向き合う意図を掲げつつ、SNSでは演出の軽さや荒さへの酷評が相次ぎ、期待の大きさが裏目に出る形で失望も広がっている。公開延期を経た話題作は初日から賛否両論に。
2025年9月28日、王毅外相は訪中の北朝鮮・崔善姫外相と北京で会談し、国際・地域課題での協力と「覇権」に対抗する意思を強調。29日には北朝鮮国営通信が「様々な問題で完全に合意」と報じ、中朝関係の強化が鮮明に。米中対立が続く中、両国の歩調がどこまで一致するかが焦点だ。
中国の前農業農村相・唐仁健が吉林省の裁判所で2025年9月28日に巨額収賄で有罪判決を受け、賄賂約2億6800万元を認定され「死刑・執行猶予2年」とされた。現職閣僚の取り調べから解任、起訴を経た今回の判決は、習政権下の反腐敗強化を改めて示す出来事だ。
国連の対イラン制裁が核合意の『スナップバック』で再発動され、武器移転や弾道ミサイル関連取引を含む幅広い禁制が復活。イランは中国・ロシアの後押しで強く反発し、米欧との溝が一段と深まり、核問題の外交解決は遠のいた印象だ。制裁再発動は国際取引を制約し、中東の緊張を高める懸念がある。
台北地方法院は2025年9月25日、元民進党員4人を中国へのスパイ行為で禁錮最大10年と認定。外交機密や要人動静が標的とされ、裁判所は対中工作が台湾の保防体制と外交環境を悪化させたと非難。判決は対中スパイの実態と島内の防諜強化の必要性に警鐘を鳴らした。
10万件超の内部文書流出を受け、人権団体と複数メディアの共同検証で中国企業Geedge Networksが個人特定や大規模遮断を含む国家級の検閲・監視システムを各国政府に卸売りし、グレートファイアウォールの商用化とデジタル権威主義の越境が明らかになった。
習近平氏は国連総会関連会合の動画演説で、中国が2035年までに温室効果ガス排出をピーク比で7〜10%の「実数」で削減すると初表明。世界最大排出国の明確な削減幅は注目される一方、パリ協定や気温上昇目標と比較して十分かどうかの疑問が早くも浮上している。
ニューヨークの国連総会の合間にゼレンスキー大統領とトランプ氏が会談。FOX番組で習近平の態度を変えられるとの期待を示し、トランプのSNS投稿を前向きなシグナルと評価した。中国を動かせるかは依然として不透明だが、米中関係の行方を左右しかねないと関心が高まる。