米議会が台湾各党に防衛費増額を要求、中国の脅威増大で書簡
米議会の上下両院の超党派議員が中国の脅威は「これまでになく大きい」と警告し、台湾の与野党に防衛費の大幅増額を支えるよう書簡で要請。米国が政治対立で停滞する台湾の安全保障予算に介入し、地域の安定と米台関係の重要性を強調した。増額規模は明記せず、迅速な合意を求めた。
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米議会の上下両院の超党派議員が中国の脅威は「これまでになく大きい」と警告し、台湾の与野党に防衛費の大幅増額を支えるよう書簡で要請。米国が政治対立で停滞する台湾の安全保障予算に介入し、地域の安定と米台関係の重要性を強調した。増額規模は明記せず、迅速な合意を求めた。
頼清徳台湾総統は12日、AFPインタビューで、仮に中国が台湾を武力で統一すれば台湾有事が周辺国へ連鎖し、日本やフィリピンが次の軍事的標的になり得ると指摘した。総統府はアジア太平洋の安定や日台を含む地域の防衛・外交の重要性を改めて訴えた。また国際社会の連携が重要だと強調した。
米下院の中国共産党に関する特別委員会と外交委員会の超党派議員が2月10日、半導体製造装置の対中輸出規制の『抜け穴』封じを国務省と商務省に書簡で要請。現行枠組みでの輸出後監視の難しさを指摘し、規制強化と同盟国との連携徹底で安全保障リスクの低減を求めた。
豪州の外国勢力による内政干渉捜査で、連邦警察は2月11日、在留中国人の男女2人を「無謀な外国からの干渉」罪で訴追。仏教団体・観世音菩薩心霊法門(Guan Yin Citta)へのスパイ疑惑が在豪コミュニティーに波紋を広げている。治安や宗教団体の自主性への懸念も指摘されている
南アジアで中国の影響力が拡大する中、米国は2月12日の総選挙を控えバングラデシュの政権交代を見据え、外交・安全保障で中国製装備の代替を前面に打ち出し、米国や同盟国の防衛システムを選択肢として提示する構えを強めている。投資や軍事協力を通じて中国の影響力に対抗する狙いがある。
外資系製薬企業への視線が厳しさを増す中国で、アストラゼネカの元幹部レオン・ワン氏が同社中国事業を巡る捜査で正式に起訴されたと同社が11日に認めた。ワン氏は1年以上拘束され、今回の起訴は企業統治や現地でのコンプライアンス問題に波紋を広げそうだ。
8日投開票の衆院選で与党が大勝し、対中外交と安全保障の方針が改めて焦点に。高市早苗首相は9日の記者会見で中国との緊張に触れつつ対話にオープンとし、日米同盟の結束を基軸に防衛力強化を進める考えを示した。今後の国会論戦や外交日程で議論が本格化しそうだ。
フランスの諮問機関がロイター報道で公表した報告書は、中国製品の輸入急増に対し、EUが中国製品全般に30%関税を課すかユーロを対人民元で30%切り下げる強硬策を提言し、通商と為替政策を交えた対応が議論の俎上に上ったと警鐘を鳴らした。報告書はEU産業への影響も指摘した。
アルゼンチンは米国との重要鉱物取引・投資協定で対中排除に踏み切らず、キルノ外相は中国企業の参加を否定しないと説明。資源確保を急ぐ米国と、アルゼンチン現地で存在感を増す中国企業の主導権争いで、鉱物投資の地政学的対立が一層深まっている。背景には中国の投資拡大と米国の戦略的関与がある。
今月6日、中国の最高人民法院は麻薬密輸罪で死刑判決を受けたカナダ人ロバート・ロイド・シェレンバーグ被告の判決を取り消し、審理をやり直す決定を下した。司法の異例判断が停滞する対カナダ関係にも波紋を広げ、捜査や証拠、量刑判断への注目が集まり、外交的影響や今後日程にも注視が必要。
米国が中国を名指しで非難、トーマス・ディナンノ国務次官は中国が秘密裏に爆発を伴う核実験を実施し、数百トン規模の爆発準備まで進めていると主張。核実験モラトリアムの揺らぎが軍縮秩序を脅かす。米側の発言は国際社会で波紋を広げ、検証と外交対応が焦点に。軍縮条約や信頼構築への影響が懸念される
6日、弁護人と地元メディアは、中国への機密情報流出を巡り、ギリシャ軍中枢に近い空軍上級将校がスパイ容疑で正式拘束されたと報告。NATOに関わる情報の流出も指摘され、同盟国の安全保障に波紋が広がっている。背景や流出経路、関与の程度は調査中で、NATOやEU内で警戒が高まっている
2月5日に新STARTが失効し、最後の米ロによる戦略核上限を定めた条約が途切れたことで核軍備管理は実効的な枠組みの空白に入り、米国は翌6日にロシアに加え中国も参加する新たな枠組みの締結を求め、核競争の歯止めが緩む懸念が強まっている。国際社会の対応が問われる。
バルト地域での台湾問題を巡る言葉遣いが対中関係を左右している。リトアニア首相がビリニュスでの台湾代表機関設置を「戦略的誤り」と認めたことを受け、中国は対話の用意があると表明した。今月6日の表明は対話再開の兆しと受け止められ、バルトとEUの安全保障や対中政策に影響を及ぼす可能性がある
北極圏の島々が資源や海上航路、軍事的影響力を巡る綱引きの前線になっている。ノルウェー国防省管轄の情報部は2月6日、スバルバル諸島でロシアと中国が存在感を強めていると年次評価で警告し、資源開発や航路確保、地域の安全保障に影響を与える可能性があると指摘している。
中国のデータセンターやクラウド事業者でサーバー用CPUの調達が急に難航している。IntelとAMDが中国向けの供給不足を通知、Intelは納期が最大6カ月延びる可能性と事情筋を引用しロイターが報じた。影響で増設計画や運用スケジュールに支障が出る恐れもある。
軍事用AIの活用が急速に進む中、スペイン・ア・コルーニャで開かれた国際サミット「REAIM」は軍事利用を制限する20原則の共同宣言を採択したが、米国と中国は署名を見送り、規制と安全保障を巡る国際ルールづくりの合意形成の難しさが改めて明らかになった。
台湾が米クレイトス・ディフェンスと連携し、現地時間5日に任務用機器を統合したジェットエンジン搭載攻撃ドローン「マイティホーネットIV」の試験に成功。中国の軍事圧力を背景に、低コスト機の量産と実戦配備に向けた体制構築が焦点となるとの分析もある。
仏南西部ジロンド県で民泊の一軒家がパラボラアンテナを庭に据え、軍事に関わる衛星通信を不正受信して中国へ送ろうとした疑い。パリ検察は関連の4人を逮捕し、対外情報戦の現実味が増している。捜査は継続中で、通信の内容や送信先、中国側との関係性を詳しく調べている。
防衛省は太平洋島しょ国の国防相らを招き、2月22〜23日に東京で国際会合を開催に向け調整。中国の西太平洋での軍事活動をにらみ、島しょ国との防衛協力を強化し海上航路の安全確保を図る狙い。会合で能力構築や情報共有、共同訓練などを協議し、海洋安全保障や海上交通保護に焦点を当てる見通し。