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トランプ米大統領は24日、自身のSNSで「偉大で勇敢な英国の兵士たちは常に米国と共にある」と投稿し、アフガニスタン派兵で犠牲を出した英軍を称賛した。NATO加盟国部隊を「前線にいなかった」などとする発言が英国で強い反発を招いた直後で、火消しを急いだ格好だ。
NATO前線発言 英兵死者457人重み
発端は22日のFOXビジネスでの発言で、トランプ氏はアフガニスタン戦争に参加した米軍以外のNATO部隊について「前線から少し離れた場所にとどまっていた」と主張し、同盟の有用性にも懐疑的な見方を示した。英軍はNATO諸国で米国に次いで多い457人が戦死しており、犠牲の規模が反発を増幅させた。
スターマー英首相は23日、こうした言い回しを「侮辱的で、率直に言ってひどい」と非難し、もし自分が同様の発言をしたなら謝罪すると述べた。戦没者遺族らの感情に直結する論点で、同盟の「負担」議論を超えて、名誉と説明責任が問われる展開になった。
称賛投稿で火消し 同盟国の神経
24日の投稿でトランプ氏は、英軍は「並外れた勇気と精神力を持つ」「米国を除けば世界最高だ」などと表現し、米英の結びつきの強さも強調した。前線発言を正面から撤回・謝罪したわけではないが、メッセージは事実上の軌道修正として受け止められている。
AP通信は、両首脳が電話で協議した後に称賛が発信されたと伝え、イタリアやフランスからも発言を問題視する声が出たとしている。海外メディアが注目するのは、言葉が各国の世論を揺らし、NATO内の結束や対外抑止の「見え方」にまで波及しうるからだ。
同盟は軍事力だけでなく、互いの犠牲をどう位置づけるかという信頼の積み重ねで成り立つ。首脳の一言が、国内政治向けのレトリックとして消費されるほど、同盟国は不確実性を織り込み、結束はコスト高になる。負担論を語るほど、敬意と説明の精度が武器になる局面だ。
