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トルコのギュレル国防相(ヤシャル・ギュレル)は共同通信の書面インタビューで、日本が導入候補として検討するトルコ製無人機について、長時間の滞空で監視を途切れさせにくく、コスト面でも運用しやすいと強調した。日本の「抑止力」になり得るとして選定に期待を示し、実戦経験を踏まえた開発で信頼性が高いとも訴えた。
監視の「穴」を埋める装備としての提案
無人機の価値は、同じ空域に長く居続けて情報を集められる点にある。有人機の出動回数を抑えられれば、乗員の負担や機体の消耗、燃料の手当てといった現場の制約にも効く。防衛省の白書でも、常時継続的な情報収集・警戒監視を強化するため無人アセットを活用する方針を掲げている。
ギュレル氏が機種の例として挙げたのは、トルコ航空宇宙産業のアンカや、バイカル社のバイラクタルTB2、TB3だ。バイカル社はTB3について、滞空が21時間超で短い滑走路の艦艇でも運用できる設計だとしており、洋上監視や島しょ周辺の監視に結び付けた提案といえる。
価格と実戦実績の魅力、運用と同盟調整が宿題
日本側も無人機を大量配備する方針を打ち出し、2025年8月には中谷元・前防衛相がトルコを訪れてギュレル氏と会談し、無人機企業の視察も行った。防衛省は当時、日トルコの防衛協力を拡充し、具体分野を詰める実務者協議を開くことで一致したとしている。Reutersも、訪問時点では合意は時期尚早との見方を伝えていた。
一方、導入の判断は「安いから買う」だけでは済まない。日本の指揮通信や情報共有の仕組みへ安全に組み込めるか、補給や整備を国内でどう回すか、武装や運用ルールをどう整えるかが問われる。海自は米国製MQ-9B(シーガーディアン)導入も決めており、機種を増やすメリットと運用の複雑化のトレードオフをどう折り合うかが、選定の焦点になる。
