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英対テロ警察は2026年10月20日(現地時間)、フェアフォード基地付近で9月に発生した事件を巡り、英国籍の男(24)と英国・イランの二重国籍を持つ男(25)を再逮捕した。2人は保釈中だったが、外国情報機関への協力容疑で再び身柄を拘束された。警察は捜査対象国をイランとしている。
国家関与の程度と狙いを捜査
ITVが伝えた英対テロ警察の声明によると、今回の再逮捕は2023年国家安全保障法第3条に基づく。同条は、外国情報機関の活動を実質的に援助する行為を犯罪として定めている。
英対テロ警察のローレンス・テイラー氏は、イラン国家が関与した可能性が極めて高いとの評価を維持していると説明した。ただし、関与の程度や事件の目的は確定しておらず、証拠収集と捜査を続けている。ロイターによると、イラン側は関与を否定している。
事件が発生したのは9月27日(現地時間)。英国南西部グロスターシャー州にあるフェアフォード基地付近で、不審な車両3台が確認された。警察は車両を詳しく調べ、ガソリンを回収したが、即席爆発装置は見つからなかったと発表している。
この事件の後、米軍は10月上旬、同基地に展開していたB-1爆撃機をすべて撤収させた。フェアフォード基地は米軍が使用しており、イランへの攻撃任務にも利用されていた。
今回再逮捕された24歳の男は9月27日に基地付近で、25歳の男は10月1日にロンドンのウェストミンスター区で最初に逮捕された。当初はテロ行為の準備などを疑われ、その後、捜査が続く間は保釈されていた。
英対テロ警察によると、事件に関連してこれまでに逮捕されたのは計7人。今回再逮捕された2人はこの中に含まれ、残る5人は引き続き保釈中だ。10月20日の報道時点で起訴された者はおらず、警察は事件の全容解明に向けた捜査を続けている。
