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米軍は2026年10月4日(米東部時間)、カリブ海で船舶を攻撃し、4人が死亡したと発表した。米南方軍は対象船が麻薬密輸に関与していたと主張したが、APによると、船が麻薬を運んでいたことを示す証拠は提示しなかった。
対象船への情報評価と政権の説明
米南方軍は、既知の麻薬密輸ルートを航行する高速船を攻撃したと説明した。ロイターによると、同軍はXへの投稿で、対象船の密輸への関与は「確認済みの情報」に基づくとしたものの、詳細は示さなかった。密輸への関与は米軍による情報評価であり、独立した確認結果ではない。
APによると、一連の船舶攻撃は2025年9月に始まった。トランプ大統領は、中南米のカルテルとの「武力紛争」があると主張し、米国への麻薬流入と過剰摂取による死亡を抑えるために攻撃が必要だと説明している。
武力行使の根拠を巡る法的争点
攻撃の根拠を巡っては、対象船の活動を裏付ける証拠に加え、麻薬密輸への対応として武力を用いることの適法性も争点となっている。ロイターによると、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、アムネスティ・インターナショナル、独立した国連専門家は、一連の攻撃を違法な超法規的殺害と評価している。
9月21日付のアナドル通信によると、国連特別報告者ベン・ソールは、麻薬密輸は自衛権に基づく武力行使を正当化する「武力攻撃」には当たらず、容疑者には法執行と適正手続きによって対応すべきだと指摘した。さらに、それまでに報告された68件の攻撃について、状況によっては人道に対する罪に当たる可能性があるとの見解を示した。
