イラン革命防衛隊 オマーン湾周辺で米原子力空母を無人機で狙撃、被害不明

米空母を無人機で狙ったとイラン側主張 オマーン湾で緊張続く

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オマーン湾周辺で米イランの神経戦が続くなか、艦隊を巡る新たな「攻撃情報」が浮上した。共同通信によると、イラン国営テレビは5日、革命防衛隊が同海域にいた米原子力空母エーブラハム・リンカーンを無人機で狙ったと伝えた。被害の有無は分かっておらず、米側の公式確認も見えていない。

イラン側報道 無人機攻撃の主張

共同通信が6日未明に配信した記事では、イラン国営テレビが「オマーン湾に展開していた」米空母に対する無人機攻撃を報じた一方、損傷や負傷などの具体像は不明だとしている。戦時下の情報は出所が偏りやすく、発表内容の切り分けが要る局面である。

イラン国営系の英語放送Press TVも5日、革命防衛隊の無人機が空母に打撃を与えたとの趣旨で伝え、米国防総省が被害の程度などをコメントしていないとも記した。イラン側メディアはこの前にも、同艦への攻撃を示唆する発信を重ねてきた経緯がある。

オマーン湾はホルムズ海峡の外側に広がり、原油やLNGの輸送路に直結する。軍事的な偶発事案が商船の運航や保険料、同盟国の警戒態勢に波及しやすい海域でもある。

米側確認待ち 緊張管理の難題

一方で、米軍は2月上旬、空母に接近したイランの無人機を艦載機F-35Cが撃墜したと説明していた。米海軍協会系メディアUSNI Newsやガーディアンの報道では、同日にホルムズ海峡で商船への拿捕未遂とされる動きもあったとされ、現場の緊張が高いことがうかがえる。

外交面では、AP通信が2月上旬に報じた間接協議の舞台がオマーンだった。対話の窓口が残る一方、海空での接触が増えれば、相手の意図を誤って読んだ瞬間に事態が滑りやすくなる。今回の「攻撃主張」も、検証と説明が遅れるほど疑心暗鬼を増幅させかねない。

参考・出典

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