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NASAの有人月飛行試験「アルテミス2」で、4人を乗せたオリオン宇宙船が4月7日午後1時23分ごろ(米東部時間、日本時間8日午前2時23分ごろ)に月の重力圏を離れる節目を迎えると、NASAの同日付飛行日誌が示した。6日の月フライバイを終えた機体は地球へ戻る自由帰還軌道に入り、AP通信も7日、乗組員が帰路を続けていると伝えた。
6日に月フライバイ 最遠有人飛行記録も更新
乗っているのは、NASAのリード・ワイズマン、ビクター・グローバー、クリスティーナ・コックの3飛行士と、カナダ宇宙庁のジェレミー・ハンセン飛行士の計4人。オリオンは4月1日にフロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げられ、4月6日に月の近傍を通過した。
NASAは同日、この飛行が人類の有人宇宙飛行として地球から最も遠い距離の記録を更新したと発表した。1972年のアポロ17号以来となる有人の月近傍飛行で、アポロ13号が持っていた最遠飛行記録も上回った。
アルテミス2は、アルテミス計画で初めて乗組員を乗せる約10日間の試験飛行だ。月面着陸そのものではなく、月フライバイを経て地球へ戻る計画で、NASAの資料では帰還後に太平洋へ着水するとされている。月の重力圏を抜けるのは、月接近局面を終えて本格的な帰還段階に移る目安になる。
月の裏側で見た景色を整理 帰路の運用も継続
NASAの4月7日付飛行日誌には、前日の月フライバイで得た観測内容について、地上の科学チームが乗組員から聞き取りを行う予定も盛り込まれた。月の裏側を含め、地形の見え方や光の当たり方など、飛行士がその場で得た印象を記憶が鮮明なうちに整理し、今後の有人探査の運用に生かす狙いがある。
同じ7日には、乗組員が国際宇宙ステーションの宇宙飛行士と音声通話する日程も組まれた。AP通信が伝えたこの交信は、月フライバイ後も機体と乗組員の活動が計画通り続いていることを示す場面となった。
今回の飛行は、月の近くまで人を送り、深宇宙での機体運用や乗員の活動を確かめるアルテミス計画の要となる。記録更新と月フライバイを終えたオリオンは後半に入り、残る帰還運用を積み重ねながら地球への到着を目指す。
