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パキスタン南西部バルチスタン州で、治安部隊が夜間の複数の襲撃作戦を実施し、武装勢力約24人を殺害した。2日に当局者が明らかにした。過去48時間の武装勢力の死者は計177人に達し、同州の反乱をめぐって「数十年で最大規模」(AP通信)だという。
夜間襲撃で死者177人 バルチ解放軍掃討
作戦はアフガニスタン国境に接する同州各地で続き、警察が軍の支援を受けて、禁止組織の分離独立派「バルチ解放軍(BLA)」の戦闘員を狙った。AP通信によると、州内では週末から小規模部隊が分散して同時多発的に動き、治安当局が掃討に踏み切った。
発端は31日ごろからの一連の襲撃で、警察施設や治安拠点、民家などが自爆や銃撃の標的になった。国防相は、民間人33人と治安要員17人の計50人が死亡したと述べたとAP通信が報じている。鉄道も治安上の理由で運休が続いたという。
交渉否定と対外非難 国境地帯の不安定化
政府側は強硬姿勢を崩していない。AP通信によると、国防相はBLAとの協議を否定し、内相も治安部隊をたたえたうえで、武装勢力を「インドが支援するテロリスト」と位置づけた。ただ、具体的な根拠は示さず、インド側の反発も予想される。
ガーディアンは、攻撃が広い範囲で同時に起きた点が異例だと伝え、当局が通信の制限なども含め警戒を強めたとした。同州では資源や開発をめぐる不満が長くくすぶり、分離独立派と治安当局の衝突が繰り返されてきた。地元紙DAWNも、掃討が州内で継続していると報じた。
短期間に死者が急増した事実は、武装勢力の動きが量でも質でも一段上がったことを示している。力で押さえ込む局面が続けば、報復と締め付けが連鎖しやすい。治安対策だけでなく、地域の不信をほどく道筋を示せるかが先を左右しそうだ。
