掘る地熱から増やす地熱へ 三井物産、次世代技術に投資
三井物産が、次世代地熱の生産技術と事業開発を手がける米Fervo Energy(テキサス州)に出資する。出資額は非開示だ。狙いは、地層内に人工的な流路をつくって熱を取り出す「EGS」を軸に、米国での事業開発の連携を強めることにある。地熱を「ある場所で掘る」から「つくって増やす」へ転換できるかが問われる。
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三井物産が、次世代地熱の生産技術と事業開発を手がける米Fervo Energy(テキサス州)に出資する。出資額は非開示だ。狙いは、地層内に人工的な流路をつくって熱を取り出す「EGS」を軸に、米国での事業開発の連携を強めることにある。地熱を「ある場所で掘る」から「つくって増やす」へ転換できるかが問われる。
伊藤忠商事は2025年12月11日、米国コロラド州で開発が進む太陽光「Black Hollow Sun発電所」への出資で、英ロンドンに本社を置く独立系発電事業者ContourGlobalと合意した。出資額は非開示だが、計画規模は交流258MWで、電力の受け皿として地元電力会社とのPPAを組み込む。
2025年12月22日午前、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたH3ロケット8号機で、飛行中に第2段エンジンの燃焼が計画より早く終わるトラブルが起きた。搭載していた準天頂衛星システム「みちびき5号機」は軌道投入前の段階で手順が止まり、文部科学省は打ち上げ失敗と発表し、原因究明の対策本部を設けた。
2025年12月20日、日本と中央アジア5カ国(カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン)の首脳が東京都内で初会合を開いた。外務省によると「東京宣言」を採択し、今後5年間で総額3兆円規模のビジネスプロジェクト目標も掲げた。資源と物流の結節点をどう育て、誰が実行段階まで運ぶのかが焦点になる。
法務相の私的懇談会「出入国在留管理政策懇談会」は2025年12月22日、今後の入管行政の方向性をまとめた報告書を平口洋法相に提出した。在留外国人が増えるなか、不法就労などを防ぐには在留管理の適正化が欠かせないとし、共生社会に向けて日本語や日本文化を学ぶ機会づくりも検討課題に据えた。
外国人が日本国籍を得る「帰化」をめぐり、政府は要件を厳格化する方向で検討に入った。居住期間の目安が「5年以上」とされてきた点を、在留資格「永住者」の原則10年に近づける案が浮上している。2025年12月4日に高市早苗首相が平口洋法相へ検討を指示したと、共同通信などが報じた。
防衛省は2025年12月22日、長崎県長崎市の三菱重工業長崎造船所で、新型護衛艦「よしい」の命名式および進水式を実施した。2024年7月に起工した、もがみ型護衛艦の12番艦で、艦名は岡山県東部を流れる「吉井川」に由来する。旧日本海軍と海上自衛隊を通じて、この名が使われるのは初めてだ。
米空軍の特殊偵察機2機が2025年12月15日、沖縄の嘉手納基地を発ち、朝鮮半島周辺とロシア極東に向かったことが、民間のフライトトラッキングで追跡された。確認されたのは、電波情報を集めるRC-135Wと、大気中の放射性物質を採取するWC-135Rだ。空に残る航跡は、抑止のための監視なのか、単なる定例任務なのかという解釈の揺れも同時に映し出す。
政府は自衛官の給与を早期に底上げするため、基本給の基準となる俸給表の改定時期を1年前倒しし、2027年度に実施する方針を固めた。2025年12月22日の「自衛官の処遇改善」に関する関係閣僚会議で、首相が方針を表明する。定員割れが続くなか、なり手の確保と離職の防止を急ぐ狙いだ。
政府は2025年12月21日、大規模浄水場や長距離の配管に頼らない「分散型水道」を導入する自治体を財政面で後押しする方針を固めた。2026年度から、集落単位で置ける小型浄水装置の整備費などを補助の対象にする。人口減で料金収入が細る地域ほど、水を届ける仕組みそのものの作り替えが迫られている。
北朝鮮は2025年12月21日、日本の首相官邸関係者が「核兵器を持つべきだ」と示唆したと報じられたことを受け、日本の核武装の動きを強く非難した。日本政府は非核三原則を堅持すると火消しを急ぐ一方、発言が周辺国の警戒心を刺激し、「言葉の応酬」が抑止の現実を先鋭化させる局面に入っている。
日本維新の会は2025年12月20日、所属議員が一般社団法人の理事に就くことで国民健康保険料の負担を軽くしたのではないか、という指摘を受け、国会議員から地方議員まで全所属を対象に実態調査を行う方針を決めた。調査は1週間程度を見込み、結果はまとまり次第公表するとしている。
2025年12月20日午前11時ごろ、京都府精華町の近鉄京都線で、踏切付近を走行していた京都発橿原神宮前行きの特急と自動車が衝突した。車は炎上し、車内で1人の死亡が確認された。一方、特急の乗客約100人にけがはなく、いったん避難した。
上野動物園の双子パンダ、シャオシャオとレイレイが2026年1月下旬に中国へ返還される。国内の飼育はゼロになる見通しだ。朝日新聞社が2025年12月20日、21日に行った全国世論調査では、パンダの再来日に向けて政府が中国側へ働きかけることに「不要」が7割、「必要」が約4分の1だった。人気者の不在を前に、国が動くべきかどうかが、思いのほか冷静に問われている。
日本とEUが、EUの研究助成「Horizon Europe」への日本の“準参加”に向けた交渉を年内にまとめる方針を共有し、2026〜2027年の公募で日本側が欧州勢と同じ土俵に立つ可能性が現実味を帯びてきた。国内では拠出金を見込む動きもあり、研究室や企業が次に問われるのは「応募できる」から先の体制だ。
三菱重工業の伊藤栄作社長は2025年12月15日、ロイターなどの取材に対し、政府が拡大を目指す防衛分野の需要をにらみ、生産体制の整備を進める考えを示した。防衛費が積み上がる局面で、装備を「作れること」と「届け続けられること」の間にある溝が、改めて注目されている。
キオクシアは2025年12月12日、高密度かつ低消費電力の3D DRAMを現実の製品に近づける基盤技術として、酸化物半導体InGaZnOを用いた「高積層可能なチャネルトランジスタ」を開発したと発表した。米サンフランシスコで開かれたIEDM 2025で、トランジスタを8層に積んだ構造の動作確認まで示したという。AIサーバーの電力コストが注目される中、メモリ側の“待機電力”をどこまで削れるかが次の焦点…
テレビ朝日系ANNは2025年12月19日、日本政府高官が日本の核兵器保有に言及したとされる発言を受け、米国務省の報道担当官が「日本は核不拡散と軍備管理を進めるうえで国際的に主導的で、米国の重要なパートナーだ」との趣旨でコメントしたと伝えた。同盟の抑止と日本の核政策が、同じ場面で改めて問われている。
警察庁は12月18日、SNSなどで募集される「闇バイト」を巡り、応募者本人や家族への保護措置が約1年で544件にのぼったと発表した。目立つのは金融機関口座の売買や、詐欺で現金を受け取る役割などで、同庁は「甘い誘惑にだまされないで」と注意を促す。数字の裏側にあるのは、応募した時点で“抜けられない仕事”に変わってしまう現実だ。
政府は2025年12月19日、首相官邸で人工知能戦略本部を開き、開発と利活用の道筋を示す初の「AI基本計画」案を取りまとめた。12月23日にも閣議決定する見通しだ。高市早苗首相は官民での「反転攻勢」を掲げ、AI関連施策に1兆円超を投じる方針と、行政向け基盤「源内」を2026年5月から全省庁で本格導入する考えを示した。