FBI、台湾総統の息子監視の疑いで女性逮捕 中国政府の未登録代理人として訴追

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FBIは2026年10月4日(現地時間)、中国政府の未登録代理人として活動し、台湾政府高官の親族を米国内で監視した疑いで、ワンイン・チャン容疑者(34)をロサンゼルス国際空港で逮捕した。米司法省によると、中国行きの便に搭乗する前だった。

中国政府の未登録代理人として活動した疑い

米司法省の10月5日付発表によると、チャン容疑者はカリフォルニア州アーバイン在住で、外国政府の未登録代理人として活動したとする1件の刑事告発に基づき逮捕された。

司法省が紹介する告発状によると、容疑者は2025年6月に中国で当局者と会い、米国内での監視を指示されたとされる。同年6~9月、中国政府の指示・管理下で活動しながら、司法長官への事前通知を行わなかったという。

監視対象とされたのは台湾政府高官の親族とその米国内の居住先だった。ロイターやAP通信などは、対象を頼清徳総統の息子とその家族と報じているが、司法省の公式発表は実名を示していない。

告発状には、容疑者が協力者と対象者の居住先を訪れ、監視中の様子を中国当局者に伝え、車両2台のナンバーを送信したとする経緯も記されている。これらは訴追側の申し立てであり、司法省は無罪推定が適用されると明記している。

台湾側は「越境弾圧」と非難、拘束審理は7日

ロイターによると、台湾総統府は事件を「越境弾圧」の事例として非難し、米政府に謝意を示した。一方、中国外務省は状況を把握していないとし、「中国のスパイ」を巡る扇情的な扱いに反対した。

チャン容疑者は10月5日(現地時間)に初出廷し、認否を示さなかった。CBS Newsによると、拘束審理は7日に延期され、それまで身柄拘束が続く。司法省によると、有罪となった場合の法定刑の上限は拘禁10年となる。

参考・出典

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