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特殊詐欺の「もうけ」が暗号資産に姿を変え、追跡を逃れる――。携帯電話のIDが悪用されているなどとうそを言い、金をだまし取ったとして、神奈川、岐阜両県警の合同捜査本部は2月4日、兵庫県姫路市の無職福井かおり容疑者(49)ら男女6人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
携帯ID悪用うそ 福井かおり容疑者ら6人逮捕
合同捜査本部によると、6人は携帯電話のIDが悪用され損害が出ているなどと説明し、被害者から金をだまし取った疑いがある。発表時点で認否は明らかにしていない。
捜査本部は、6人が特殊詐欺の被害金を暗号資産に換える役割を担い、数億円分の資金洗浄を繰り返していた可能性があるとみている。詐取金の流れを切るには、だまし取る側だけでなく、交換・移転・現金化の一連を押さえる必要があるため、資金面の解明を急ぐ。
被害金暗号資産化 換金ルート断ち切り
暗号資産を使った資金洗浄では、現金を暗号資産に換えた後、別の資金と混ぜたり、複数の口座やサービスを経由させたりして、出どころを分かりにくくする手口が目立つ。最終的には暗号資産を売却し、現金として引き出す流れに乗せる。
こうした「出口」をめぐる摘発は各地で続く。1月には、特殊詐欺の被害金を含む暗号資産約28億5千万円相当を洗浄した疑いで逮捕者が出たと報じられた。昨年10月にも、特殊詐欺の被害金を暗号資産に換えて少なくとも23億円以上を洗浄した疑いがあるとして逮捕が発表されている。
詐欺の資金が暗号資産に流れ込むほど、捜査は「だます現場」から「換える出口」へ重心が移る。本人確認の徹底、取引所と捜査当局の連携、凍結までの速さが勝負を決める局面に入った。被害の連鎖を断つには、資金の通り道を細くする取り組みが最大の焦点となる。
