「お名前.com デスクトップクラウド」で情報取得・悪用の恐れ FX口座の不正操作も報告

「お名前.com デスクトップクラウド」で情報取得・悪用の恐れ FX口座の不正操作も報告

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GMOインターネットグループとGMOインターネットは2026年10月22日、FX自動売買向けVPS(仮想専用サーバー)「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスについて、取引口座のログイン情報などが第三者に取得され、不正利用された可能性があると発表した。利用者から取引口座で第三者による不正な操作が行われたとの報告も寄せられている。影響の可能性があるサーバーは2万6739件に上る。

10月20日に不正プログラム確認、全プランのサーバーを停止

GMOの発表によると、10月19日に利用者からの問い合わせを受けて調査を開始し、20日に一部のサーバー環境で第三者による不正なプログラムの設置を確認した。

21日午前4時から被害拡大を防ぐため全プランのサーバーを順次停止し、同日公表した第1報では、保存情報が閲覧された可能性がある一方、情報の悪用は確認されていないと説明していた。

しかし、22日の第2報では、サーバー内に保存された取引口座のログイン情報などが第三者に取得され、不正利用された可能性を公表。取引口座への不正操作を訴える利用者からの報告も明らかにした。

2万6739件は影響の可能性があるサーバー数

対象となるのは「お名前.com デスクトップクラウド」の全プランで、影響の可能性があるサーバーは2万6739件。対象情報には、FX取引ツールのMT4・MT5などに保存された取引口座の認証情報が含まれる可能性がある。

ただし、2万6739件は影響の可能性があるサーバー数であり、実際に不正操作を受けた口座数や認証情報の流出件数ではない。GMOは、クレジットカード情報を含む利用者の決済情報を当該サービスのサーバー上で保持していないと説明している。

同社はセキュリティ専門会社とともに侵入経路や影響範囲を調査し、関係事業者と連携して被害の確認と拡大防止を進めている。22日には警察にも相談した。全プランのサーバー停止は継続しており、再開時期は未定としている。

取引口座のパスワード変更と履歴確認を呼びかけ

GMOは利用者に対し、MT4・MT5などの取引ツールと取引口座のパスワードを、問題となったクラウドサーバー以外の端末から至急変更し、ログオフしてセッションを切断するよう求めている。

あわせて取引履歴と残高を確認し、身に覚えのない取引がある場合は取引先の証券会社やFX会社に連絡するよう呼びかけた。二段階認証が利用できる場合は設定し、サーバー内に保存していたほかの認証情報や、他サービスで使い回しているパスワードも変更するよう求めている。

参考・出典

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