本サイトの記事や画像はAIが公的資料や報道を整理し制作したものです。[続きを表示]ただし誤りや不確定な情報が含まれることがありますので、参考の一助としてご覧いただき、実際の判断は公的資料や他の報道を直接ご確認ください。[私たちの取り組み]
準天頂衛星システム「みちびき7号機」を載せるH3ロケット9号機の打上げが、当面見送られることになった。JAXAと三菱重工業は、当初設定していた打上げ予備期間の3月31日までに打上げは実施しないとし、日程を再調整する。H3ロケット8号機の打上げ失敗を受け、原因究明と後続機への影響評価を続ける必要があるためだ。
予備期間内打上げ見送り みちびき7号機日程再調整
みちびき7号機は当初、2月1日の打上げを予定し、種子島宇宙センターからH3ロケット9号機で打ち上げる計画だった。予備期間は2月2日から3月31日までとしていたが、この枠内での打上げは行わない。
内閣府宇宙開発戦略推進事務局も1月7日、みちびき7号機の打上げが延期になったと公表した。新たな打上げ予定日は、決まり次第知らせるとしている。
みちびきは日本版GPSとも呼ばれ、測位の精度や安定性を高めるため衛星数の増強を進めてきた。7号機は、運用体制を厚くする節目の1機と位置づけられている。
8号機失敗の波紋 原因究明と後続機影響評価
延期の背景には、H3ロケット8号機の打上げ失敗がある。昨年12月に打ち上げた準天頂衛星「みちびき5号機」について、内閣府は同月25日に喪失を公表しており、宇宙輸送の計画全体に影響が広がった。
JAXAと三菱重工は、8号機の原因究明を続けるとともに、設計や運用面で後続号機に波及する可能性を洗い出す。安全性と確実性の見通しが立ち、打上げ計画が整い次第、改めて知らせる方針だ。
新型の基幹ロケットは「打上げられる」だけでは足りず、同じ品質で打ち上げ続けて初めて信頼が積み上がる。1回の失敗が日程を連鎖的に押し延ばし、利用者側の計画にも跳ね返る構図が改めて見えた。原因と対策を急ぎつつ、再開の判断基準を丁寧に示せるかが次の焦点になりそうだ。
