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移民摘発の最前線が市民の命を奪った。米ミネソタ州ミネアポリスで現地時間24日(日本時間25日)、連邦の移民当局に属する捜査官が米市民の男性を射殺した。今月に入り同市で致死的発砲が続き、当局説明と映像の食い違いが抗議をさらに拡大させている。
「銃を持った脅威」主張 映像は携帯電話
国土安全保障省は、捜査官が「標的作戦」の最中、男性が9ミリ拳銃を持って接近し、武装解除にも激しく抵抗したため正当防衛で発砲したと説明した。CBSニュースによると、現場は午前9時ごろで、当局側は家庭内暴力事件などで手配された不法滞在者を追っていたという。
一方、CBSニュースが検証した複数の目撃動画では、男性が右手に携帯電話を掲げて捜査官に話しかける様子が確認でき、両手に銃を持つ場面は映っていない。もみ合いの最中に、別の捜査官が「銃のように見える物」を手にして離れる場面もあり、当局がいう「脅威」がどの時点で成立していたのかが争点になっている。
死亡したのは37歳のアレックス・プレッティさんで、地元当局は米市民で、携帯許可を得た合法的な銃所有者だったと説明した。同氏が今回の作戦の「対象者」だったのかどうかも含め、経緯の解明が急がれている。
抗議の連鎖 地元と連邦の溝
事件後、州知事や市長が動画を踏まえて強く批判し、現場周辺では捜査官と抗議者がにらみ合う状況になった。CBSニュースは、口笛やクラクションで作戦の妨害を試みる人々がいたこと、捜査官側が刺激性スプレーを携行していたことも伝えている。
同市では今月7日にも、移民摘発に抗議していた女性が当局職員に撃たれ死亡しており、緊張は沈静化していない。さらに英紙ガーディアンは、証拠や情報へのアクセスをめぐって地元側が反発を強め、連邦当局との対立が深まっていると伝えた。
移民摘発が「国境管理」から「国内治安」の色合いを強めるほど、現場では権限と説明責任が問われる。映像と公式発表が食い違う局面では、捜査の透明性が担保されない限り不信が制度不信へ連鎖し、抗議と強硬対応の応酬が常態化するリスクが高まる。
参考・出典
- Videos and witness accounts of deadly Minneapolis shooting at odds with official statements – CBS News
- Minneapolis: 37-year-old US citizen shot and killed by federal agents | Minneapolis | The Guardian
- Minneapolis shooting: Video shows Border Patrol agent fatally shoot man | FOX 9 Minneapolis-St. Paul
- 米ミネソタ州 移民当局職員が発砲 摘発に抗議の女性が死亡
