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レバノン南部の戦線で、イスラエルが占領範囲をリタニ川まで広げる考えを公に示した。イスラエルのカッツ国防相は現地時間24日、南部一帯を新たな防衛用の帯状地域として維持する方針を軍幹部との会合で打ち出した。AP通信やルモンド英語版が3月上旬から伝えてきた越境作戦は、国境沿いの限定駐留から、川まで見据えた長期支配の構想へ踏み込んだ格好である。
リタニ川までの確保構想を明言 国境から最大約30キロ北
カッツ氏は参謀総長との協議で、残る橋梁や要地を押さえ、イスラエル国境から北へ最大約30キロで地中海に注ぐリタニ川までを安全保障上の帯として確保すると説明した。リタニ川は、2006年の国連安全保障理事会決議1701でも、ヒズボラ戦闘員の後退線として位置付けられてきた区域である。
AP通信によると、停戦の枠組みでは本来、ヒズボラが川の北側へ退き、南部はレバノン軍と国連レバノン暫定軍が担う想定だった。だが3月に戦闘が再燃して以降、イスラエル軍は川以南の住民に退避を繰り返し求め、地上部隊の行動範囲も徐々に広げてきた。
住民退避と地上戦拡大 既成事実化への懸念
ルモンド英語版は、川以南の退避対象地域がレバノン国土の約8%に及ぶと報じた。アクシオスも3月中旬、イスラエルがヒズボラの軍事基盤を解体するため、リタニ川以南の全域掌握を視野に入れていると伝えていた。今回の発言は、そうした構想を国防相自らが事実上追認した形で、レバノン側の主権侵害だとの反発や、占領の長期化を警戒する声が一段と強まりそうだ。
南部の一時的な緩衝地帯が恒常的な占領へ傾けば、停戦監視の仕組みは大きく揺らぐ。今後はイスラエル軍が実際にどこまで展開を広げるのかに加え、レバノン軍と国連部隊が南部で統治と治安維持をどこまで回復できるかが焦点となる。
参考・出典
- Israeli military launches ground offensive in southern Lebanon
- Israel strikes Beirut’s southern suburbs after issuing evacuation order | AP News
- Netanyahu suggests Israel might not complete its withdrawal from Lebanon by a ceasefire deadline | AP News
- Israel planning massive ground invasion of Lebanon, officials say
