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国際宇宙ステーション(ISS)は米東部時間14日(日本時間15日)、SpaceXと米航空宇宙局(NASA)の宇宙船が到着し、短期的な「最小人数運用」から抜け出した。医療上の懸念で前任クルーが予定を繰り上げて帰還して以降、約1カ月ぶりに本来の人員体制へ戻った。
クルー12 ISSフル人員復帰
到着したのはSpaceXの有人宇宙船クルードラゴンで、ミッション名は「Crew-12」だ。AP通信によると、搭乗したのはNASAのジェシカ・メイア、ジャック・ハサウェイ両飛行士に加え、欧州宇宙機関(ESA)のソフィー・アデノ、ロシアのアンドレイ・フェジャエフ各氏である。
Space.comによれば、打ち上げは米東部時間13日午前(日本時間13日夜)で、クルードラゴン「Freedom」がISSへ向かった。交代クルーの到着で、遅らせていた作業や実験の工程も立て直しやすくなる。滞在期間は8カ月前後となる見通しだ。
今回のCrew-12は、有人打ち上げの拠点運用でも節目となった。Space.comは、ケープカナベラル宇宙軍基地の発射施設(SLC-40)からの有人打ち上げが重なった点や、回収手順の更新などにも触れている。
医療上の懸念 クルー11早期帰還の余波
ISSが少人数になったのは、Crew-11が医療上の懸念で任務を切り上げて地球へ戻ったためだ。日刊スポーツやAFPBBによると、宇宙飛行士4人(油井亀美也氏を含む)は1月中旬にクルードラゴンで帰還し、NASAは当該の健康問題についてプライバシーを理由に詳細を明かしていない。
ガーディアンは、帰還後の検査を優先する判断だったと報じた。帰還後、ISS側には少数の滞在員が残り、2人一組が基本となる船外活動などは計画を調整せざるを得なかった。Crew-12の到着は、こうした「人手不足の制約」を解く意味合いが大きい。
宇宙滞在は、機体の冗長性だけでなく、人員と医療対応の冗長性も同時に問う。少人数運用は安全余裕を削り、研究の停滞だけでなく、故障対応の選択肢も狭める。今後の長期探査を見据えるなら、症状の見極めから地上搬送までの判断基準をさらに磨き、交代計画も「欠員が出る前提」で組み直す必要がある。
参考・出典
- Space station is back to full strength after medical evacuation | AP News
- SpaceX launches Crew-12 astronauts to short-staffed International Space Station. ‘We have left the Earth, but the Earth has not left us.’ | Space
- ISS astronauts return to Earth in Nasa’s first ever medical evacuation | International Space Station | The Guardian
- 日本人1人を含むNASAの宇宙飛行士チーム 体調不良で早期帰還 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
