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日米共同統合演習「キーン・ソード27」が、2026年10月19~29日に九州・南西諸島など国内各地で実施される。宇宙、サイバー、電磁波に関する訓練項目も拡充する。今回の演習で初めて駐屯地外に展開する25式地対艦誘導弾については、発射機などの関連車両が18日、配備先の健軍駐屯地を出発した。
25式の関連車両が健軍駐屯地を出発、実射せず手順確認
熊本日日新聞と共同通信によると、25式地対艦誘導弾の関連車両は10月18日、熊本市の健軍駐屯地を出発した。3月末の部隊配備以降、初めての大規模演習への参加となる。展開先は長崎県と佐賀県にまたがる大野原演習場だ。
統合幕僚長は10月2日の定例会見で、25式を初めて健軍駐屯地外に展開し、大野原演習場と健軍駐屯地で関連訓練を実施する予定だと説明していた。
訓練では敵艦艇への対処を想定し、発射装置の動作や発射手順などを確認する。ミサイルの実射は行わない。
演習全体は日米共同で実施されるが、今回の25式の活動は自衛隊のみが担当する。統合幕僚長は、スタンド・オフ防衛能力を含む統合作戦能力の強化に向けた訓練として意義があると説明している。
宇宙・サイバー・電磁波の共同対処も拡充
演習全体では、2024年の前回実動演習から訓練項目が拡充される。毎日新聞によると、新たに宇宙領域での情報共有や、サイバー攻撃、電磁波に関する共同対処などが加わった。
防衛省の発表では、統合防空ミサイル防衛、共同統合対艦戦闘、サイバー攻撃等対処、宇宙状況の把握、統合電磁波作戦などが主要訓練項目に含まれる。
毎日新聞は今回を過去最大規模と報じている。自衛隊約4万5000人、米軍約1万2000人が参加する予定で、豪州、カナダのほか、フランス、ドイツ、オランダなど初参加の5カ国も一部の演習に加わる。
キーン・ソードの実動演習は、指揮所演習とおおむね交互に実施されており、今回で18回目となる。
