中国海軍の駆逐艦、与那国と西表の間を通過 遠海訓練からの帰航
一部報道によると、中国人民解放軍東部戦区は4月22日、駆逐艦を含む海軍艦艇編隊が与那国島と西表島の間の海域を通過し、西太平洋での遠海能力訓練を終えて帰航したと公表した。中国側が南西諸島の水道を使った帰路を自ら示した格好だ。
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一部報道によると、中国人民解放軍東部戦区は4月22日、駆逐艦を含む海軍艦艇編隊が与那国島と西表島の間の海域を通過し、西太平洋での遠海能力訓練を終えて帰航したと公表した。中国側が南西諸島の水道を使った帰路を自ら示した格好だ。
沖縄本島北部では2月23日、離島に上陸して奪還する局面を想定した日米の実働訓練「アイアン・フィスト26」の開始式が、金武町の米軍キャンプ・ハンセンで催された。南西諸島での対処力を高める狙いがある。
日米同盟の実務協議が、インド太平洋の緊張を背景にワシントンで加速している。小泉進次郎防衛相は現地時間2026年1月15日(日本時間1月16日未明)、米国防総省(ペンタゴン)でヘグセス国防長官と約50分会談し、南西諸島を含む共同プレゼンス拡大など抑止力の底上げで一致した。
防衛省統合幕僚監部は2025年12月12日、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦(艦番号794)の航行を確認したとして公表した。宮古島周辺を通る動き自体は「航行の自由」の枠内でも起こり得るが、日本側にはその都度、監視と記録という実務がのしかかる。南西の海で起きているのは、目立つ衝突ではなく、日常的な緊張の積み上げだ。
世界の軍需企業の売上が、また一段と膨らんでいる。スウェーデンの研究機関の集計では、2024年に上位100社の軍需売上が前年より5.9%増え、過去最高を更新したという。同じ統計で、日本企業の売上も約40%増の133億ドルと急伸した。政府が台湾有事を想定し、南西諸島で自衛隊態勢の強化を急ぐなか、工場や港では静かに軍拡の波が押し寄せている。
航空機のエンジン音が途切れた滑走路の脇で、小泉進次郎防衛相が隊員と言葉を交わしていた。2025年11月22日、就任後初めて沖縄の宮古島と石垣島を訪れた大臣は、南西諸島の自衛隊や海上保安庁の基地を見て回り、住民避難や防衛力強化の課題を自らの目で確かめた。政府・与党はこの訪問を機に、国家安全保障戦略など安全保障関連3文書の前倒し改定に向け、地域防衛をどう底上げするかの議論を加速させる。