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ウクライナ当局によると、2026年10月8日午前10時ごろ(現地時間)、同国東部ドネツク州クラマトルスクのバス停付近にロシア軍の誘導爆弾が着弾し、乗客を乗せた公共バス2台が被害を受けた。市軍政当局などは少なくとも30人が死亡、20人が負傷したと発表した。クラマトルスクとスロビャンスクでは公共交通が停止された。
バス停付近で爆発、救助活動にも支障
州検察によると、攻撃当時、現場には乗客を乗せた公共バス2台がいた。検察が当初12人と発表した死者数は、その後30人に増加。国家警察は負傷者が20人に達したと明らかにした。一部の犠牲者は損傷が激しく、身元確認が続いている。
爆発によってバス2台と周辺で火災が発生した。国家非常事態庁によると、救助隊は負傷者を支援し、火災を消し止めた。
一方、クラマトルスク軍政トップのオレクサンドル・ホンチャレンコ氏は、小型ドローンによる後続攻撃が救助活動を妨げたと説明した。国家警察も、現場上空を飛行するドローンの脅威によって作業を中断し、避難する必要があったと明らかにしている。
使用兵器について、州検察は誘導航空爆弾「UMPB D-30 SN」の可能性が高いとみている。クラマトルスク市議会は、攻撃現場周辺に軍事目標はなかったと主張した。
公共交通を停止、9日を追悼日に指定
ドネツク州のワディム・フィラシュキン知事は、安全状況の悪化を受けてクラマトルスクとスロビャンスクの公共交通を停止するよう指示した。両市では運行が停止され、知事は住民に安全な地域への避難を呼びかけた。
同じ8日には、クラマトルスク近郊のビレンケで3人、市中心部で車両への別のドローン攻撃により2人が死亡した。ホンチャレンコ氏によると、バスへの攻撃を含む一連の攻撃による死者は計35人となった。
クラマトルスク市軍政当局は犠牲者を悼み、9日を追悼日に指定した。
国連人権高等弁務官のフォルカー・テュルク氏は、公共バスへの攻撃を含む一連の民間人への攻撃を非難した。
