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英国ケンブリッジシャー州のモールズワース基地内で2026年10月8日未明(現地時間)、英国在住のラトビア人男性2人が逮捕された。ロンドン警視庁が同日発表した。2人は立ち入りや器物損壊に加え、国家安全保障法違反の疑いでも逮捕され、対テロ警察が基地にいた動機などを調べている。
国家安全保障法違反の疑い、動機の捜査は初期段階
逮捕されたのは36歳と32歳の男性で、いずれもラトビア国籍を持つ。AP通信によると、モールズワース基地は米空軍が運用し、米軍とNATOの情報活動拠点が置かれている。
2人の当初の逮捕容疑は、立ち入り禁止区域への立ち入りと器物損壊だった。その後、英国に不利益となる目的で立ち入り禁止区域に入ったとする、2023年国家安全保障法第4条違反の疑いでも逮捕された。
警察によると、捜索のきっかけは10月7日午後10時ごろ(現地時間)、国防省警察の巡回中に基地周辺で放置車両が見つかったことだった。地元警察と捜索を進める中、外周フェンスに小さな破損箇所が見つかった。2人は翌8日午前2時ごろ、基地内で逮捕された。
回収した車両の追加検査には爆発物処理専門員が投入された。警察によると、検査の結果、問題となるものは見つからず、A1の一部などに影響していた交通規制も解除された。
10月8日の発表時点で2人は警察の拘束下にあり、ピーターバラ地域の2カ所でも関連する捜索が行われていた。対テロ警察CTPロンドンの責任者、ヘレン・フラナガン氏は、捜査はごく初期段階で、男性らが基地にいた動機を調べていると説明した。
同氏は、現段階でフェアフォード基地をめぐる別件との関連を示すものはないとも述べた。
AP通信が伝えた米欧州軍の説明では、同軍は今回の事案を把握している。一方、具体的な部隊防護措置についてはコメントを控えた。
