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モスフードサービスは2026年10月23日、プリペイドカード「モスカード」の情報113万3,070件が、第三者による不正アクセスで外部に流出したと公表した。流出したのはカード番号、PIN番号、残高情報で、不正利用を防ぐため対象カードのPIN番号を強制変更した。
113万件超が流出、流通済みカード約57万件も対象
モスフードサービスによると、流出した情報は16桁のモスカード番号、6桁のPIN番号、残高情報。発行総数約380万件のうち113万3,070件が対象で、流通済みカード約57万件と未流通カード約56万件が含まれる。
同社は、流出した情報に利用者の氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報などの個人情報は含まれないとしている。また、10月23日の発表時点では、今回の事案に起因する顧客被害の問い合わせは届いていないと説明した。
利用履歴の確認を呼びかけ、一部機能は専用窓口へ
モスフードサービスは、店頭・ネット注文・「お席で注文」でのモスカード利用に問題はないと案内している。一方、Webでの残高照会、公式アプリへの新規登録、ネット注文でモスカードを使ったゲスト購入ができない場合は、専用窓口への連絡を求めている。
利用者には、覚えのないチャージ額の引き去りなどがないか、利用履歴を確認するよう呼びかけた。専用窓口の受付時間は9時から22時。電話番号は10月26日までは03-3496-8322、10月27日以降は0120-395-126となる。
委託先のシステムに不正アクセス、Webサーバーの脆弱性を悪用
今回の流出は、モスカードのサーバー運用・保守を委託するバリューデザインのシステムで発生した。同社は10月14~18日に不審なアクセスや不正ログイン試行を検知し、アクセス遮断などの緊急措置を実施した。
バリューデザインも10月23日、ハウス電子マネー発行サービス「Value Card」のサーバーへの不正アクセスを公表した。親会社のペイクラウドホールディングスによると、原因はWebサーバーの脆弱性の悪用で、同サービス全体ではID番号、PIN番号、残高情報の142万4,748件が流出した。
バリューデザインは、今回の事象以外に不正アクセスによる影響は確認されていないと説明。外部専門機関と連携し、全サービスの脆弱性箇所を再点検するとともに、セキュリティ管理体制を強化する方針だ。
