加盟国への攻撃は「無駄に終わる」 NATO欧州連合軍最高司令官、ワルシャワで強硬警告

加盟国への攻撃は「無駄に終わる」 NATO欧州連合軍最高司令官、ワルシャワで強硬警告

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ロイターによると、北大西洋条約機構(NATO)のグリンケウィッチ欧州連合軍最高司令官は2026年10月12日(現地時間)、ポーランドのワルシャワ安全保障フォーラムで、加盟国が攻撃された場合の軍事対応を説明した。攻撃が継続すれば、敵の攻撃部隊だけでなく、それを支援・維持・統制する機能も対象にすると警告した。

攻撃継続時は支援・統制機能も対象に

グリンケウィッチ氏はNATOを防衛的な同盟と位置付け、加盟国への攻撃には戦うと明言した。その上で、「勝利の理論」と呼ぶ3段階の防衛構想を示した。

まず敵の攻撃を阻止し、攻撃が続けばその勢いをそいで前進を防ぐ。さらに相手が攻撃を継続したり予備部隊を投入したりする場合には、敵の戦闘遂行システムを打ち破るという。

ロイターによると、対応対象には攻撃部隊だけでなく、その活動を支援・維持・統制する機能も含まれる。「あらゆるもの」という表現は、こうした攻撃部隊を支える対象を指しており、無条件にあらゆる施設を破壊するという宣言ではない。

AP通信によると、同氏は紛争が差し迫っているとも、避けられないとも考えていないと述べた。NATOが目指すのは加盟国の領土と人々を守ることであり、攻撃を思いとどまらせるための軍事的な備えを強調した。

防衛構想を公表した目的については、最近の破壊工作や放火を受けて不安を感じている同盟諸国の市民を安心させるとともに、加盟国への攻撃を検討する相手に警告を発するためだと説明した。

同氏は演説でロシアを名指ししていない。ただ、ロイターは発言の多くがモスクワに向けられたものと説明している。

ロイターが紹介したロシア側の従来の説明では、プーチン大統領は同月、欧州の国を攻撃する計画はなく、平和的共存を望むと述べていた。ロシア政府は破壊工作などのハイブリッド作戦への関与も繰り返し否定している。

参考・出典

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