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バングラデシュ北西部で、致死率が高いことで知られるニパウイルスへの感染が確認された女性が1月末に死亡した。WHOは今月6日、患者が生のナツメヤシ樹液を繰り返し飲んでいた点を含め、感染経路の手がかりや接触者の追跡状況を公表した。流行期と重なるため、地域の警戒が続く。
北西部ナオガオン県の死亡例 生樹液摂取が焦点
WHOによると、患者はラジシャヒ管区ナオガオン県在住の40〜50代女性で、1月21日に発熱や頭痛などで発症した。その後、よだれの増加、見当識障害、けいれんが出て、27日に意識を失った。28日に病院へ入院し、同日に死亡した。
検体は喉のぬぐい液と血液が採取され、29日にPCR検査とELISA検査でニパウイルス感染が確認された。患者は1月5〜20日に生のナツメヤシ樹液を繰り返し飲んだといい、WHOはバングラデシュで知られる感染経路の一つとして注意を促した。
WHOへの通報は3日で、30日から「ワンヘルス」の関係機関を交えた調査が始まった。患者に渡航歴は確認されていない。
接触者35人監視 国際拡大リスクは低評価
接触者は計35人(家族、地域、医療機関の接触を含む)として把握され、経過観察が続く。症状が出た6人から採取した検体は、PCRと抗体検査で陰性だった。3日時点で追加の感染者は確認されていない。
ニパウイルスは主にオオコウモリ類が自然宿主とされ、汚染された果物や樹液などを介して人にうつる。WHOは致死率が高い一方で、人から人へ広がりやすい感染症ではないとして、国内・地域・世界の公衆衛生上のリスクを低いと評価し、現時点で渡航・貿易制限は勧めていない。バングラデシュでは2001年以降ほぼ毎年のように報告があり、昨年も致死例が出ていた。
