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NVIDIAのAI向け半導体「H200」を中国に売れるのかどうかが、なお見通せない。トランプ大統領が輸出を認めてから約2カ月が過ぎたのに、米政府の国家安全保障上の審査が終わらず、中国側の発注も止まったままだ。
対中H200輸出 審査長期化
The Business TIMEsによると、H200の対中販売は、米国の国家安全保障上の審査待ちで不透明な状態が続いている。昨年12月上旬にトランプ氏が輸出を承認した後も、具体的にどこまで出荷できるかが固まっていない。
同紙は、1月に米商務省がH200をめぐる対中輸出規制を緩めた一方、ライセンス申請は国務・国防・エネルギーの各省が審査する枠組みになったとも伝えた。手続きが多段になり、決裁までの時間が読みにくくなっている。
さらに、商務省の分析は終えたが、国務省がより厳しい条件を求めているとの見方も報じられた。用途や転用の懸念が残る限り、条件闘争が長引きやすい構図だ。
中国顧客の発注停止 条件待ち
The Business TIMEsは、中国の顧客が「ライセンスを取れるか」「どんな条件が付くか」が見えるまで、H200の注文を控えているとした。買い手が動けない以上、NVIDIA側も供給計画を組みにくい。
経営側の発言も慎重だ。The Business TIMEsは、ジェンスン・フアン最高経営責任者が先週、中国での販売許可が最終調整段階にあるとの期待を示したと伝えた。昨年12月の承認は、商務省が「承認済みの顧客」向けに認める形だとTechCrunchが報じ、Euronewsは売上への25%上乗せを条件にしたと伝えている。
輸出管理が「許可か不許可か」から「条件をどう積むか」に移るほど、企業は在庫・投資・顧客対応のすべてで不確実性を抱える。とりわけAI計算資源が国力に直結する局面では、審査の長期化そのものが取引の勢いをそぐ。今後は、米政府がどこまで検証可能な順守条件を設計し、実務に落とし込めるかが最大の焦点となる。
