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大阪府警は2026年10月16日までに、息子を装って高齢者から現金をだまし取った疑いなどで、特殊詐欺グループのリーダー格とみられる奥原卓也容疑者(32)ら11人を逮捕した。共同通信が同日報じた。株取引の利益にかかる税金の支払いを口実にした手口で、逮捕容疑に関する被害額は計390万円に上る。
株取引の納税を口実に現金を要求
共同通信によると、逮捕容疑は2026年3~7月、神奈川県の80代男性や大阪府の80代女性に息子になりすまして電話をかけ、株取引で利益を得たものの税金を納めておらず、脱税になるなどとうそを言って現金をだまし取った疑い。
逮捕者にはリーダー格のほか、詐欺電話をかける「かけ子」、被害者から現金を受け取る「受け子」、現金の回収役が含まれる。
ABCテレビによると、奥原容疑者の両親も犯罪収益を受け取った疑いで逮捕された。グループは大阪や東京のビジネスホテルを転々としながら詐欺電話をかけていたとみられる。
同様の手口で全国約300人、約7億4千万円の被害
府警によると、2026年1~9月に同様の手口による被害が全国で約300人、計約7億4千万円確認されているという。
ただし、今回の11人が関与した被害総額として確定したものではない。府警は匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」による事件とみて、一連の被害との関連や組織の実態を調べている。
