Google DeepMind、CFSと提携しAIで核融合制御を革新、発電市場の現実化を促す
2025年10月16日、Google DeepMindがCommonwealth Fusion Systemsと核融合研究で提携。AIによる超高温プラズマ制御で実証機から発電所化を加速、6月の電力購入契約や日本勢出資と合わせ核融合の電力市場化を現実に近づける狙いだ。
アップデート
今読むべき新着記事をまとめてご紹介します。
Updates
北海道、倶知安の農地転用を許可 約1200人想定の共同住宅が地域共生を問う
雪の季節を控え、倶知安町で北海道が外国人労働者ら約1200人想定の共同住宅へ農地転用を許可。リゾートの人手不足解消を狙う一方、地域との共生や生活環境への影響、農地保全や受け入れ体制の在り方が問われ、住民説明会や労働環境改善の具体策も焦点になっている。
政党チームみらい、みらい議会ベータ版を公開し政治情報の壁を下げる
10月16日、政党チームみらいがベータ版公開の「みらい議会」。画面右上の「やさしく／詳しく」で国会審議中の法案の専門用語をAIが平易に翻訳し、賛否や影響範囲を一目で示す設計で、100日プラン推進と政治情報へのアクセス向上を目指す。誰でも使える設計で市民の理解促進を図る。
Starcloud、H100試験機を25年11月に打ち上げへ、宇宙データセンターで電力1/10想定
クリーンルームで銀色のシールドが光る小型衛星を使い、NVIDIA支援のStarcloudが宇宙データセンター構築を前進。H100搭載試験機を2025年11月に打ち上げ、地上の約10分の1のエネルギーコストでAI計算やデータ処理の電力逼迫に対応を目指す。
京セラ、実海域で窒化ガリウムレーザー水中光無線750Mbps伝送に成功 水中ドローンや港湾点検の実用化を加速
京セラが窒化ガリウム（GaN）レーザーによる水中光無線通信を実海域で試験、深度6.7メートルで毎秒750メガビットを達成し、日中の強い日差し下でも安定した通信を確認。水中ドローンや港湾インフラ点検への適用が期待され、2027年の実用化が視野に入る。
京都大の依田教授らがAIで節電参加を設計、エコノメトリカ掲載で239億円便益見込む
夕方のメーターを見つめながら照明を落とすような小さな節電を、AIが参加設計で後押しすれば参加率や行動変容を促し、社会的経済効果が跳ね上がる可能性があると京都大学の依田高典教授らが試算。エコノメトリカ掲載の成果は全国適用で約239億円の便益を見込む。
戦場の視界をAIが拡張 パルマー・ラッキー、「EagleEye」ヘルメット構想を公表
夜の演習場で薄く発光する地図や識別マーカーがバイザーに浮かぶ。オキュラス創業者パルマー・ラッキー率いるアンドゥリルが、AI搭載複合現実HUD「EagleEye」を発表。ヘルメット統合で作戦理解と判断速度を高め、米陸軍の混合現実装備再設計に挑む。
米国務省、ハマスの攻撃計画を通告、停戦合意に重大な違反に当たると警告
米国務省は2025年10月19日、ハマスがガザのパレスチナ人を標的にした攻撃の「信頼できる報告」を各国に通告し、実行なら停戦合意の重大な違反と警告、仲介の行方に再び緊張が走っている。国際社会は警戒を強め、合意履行や人道支援への影響が懸念されている。
フランス人ユーチューバーが福島で音を記録、空き家侵入で地元に波紋
白い防護服のフランス人ユーチューバーが福島の被災地で音を収集し、空き家とみられる民家に立ち入る場面を含む動画を2025年10月16日に公開。地元で不安や戸惑いが広がり、撮影倫理や立入の合法性を巡る議論がネット上と専門家の間で波及している。防災対策や遺族感情への配慮も指摘される。
米中の資源駆け引きにIMFが懸念 エネルギー転換の行方に影響も
IMFのゲオルギエワ専務理事は年次総会の会見で、米中が希土類輸出を制限しない合意に達することを期待すると表明。制限導入は製造業やエネルギー転換の供給網を直撃し、不確実性の高まりが世界経済成長を大きく損ねると警告した。また、投資や貿易の混乱を通じ中長期的な影響も懸念すると述べた。
石平参院議員、秋季例大祭に合わせて靖国参拝、制裁の余波を映す
2025年10月18日、九段北の靖国神社で日本維新の会参院議員・石平氏が秋季例大祭に合わせ参拝。中国出身で日本国籍を得て初当選した議員の靖国参拝は、9月に科された中国の制裁の余波を抱え、国内外で注目される意味合いを持つ。その参拝が国内外の政治や日中関係に与える波紋は小さくない。
IAEA仲介でロシアとウクライナが局所停戦合意、送電線修理で原発冷却へ道
IAEAは18日、ロシアとウクライナがザポリージャ原発周辺で送電線修理のため局所的な一時停戦に合意したと発表。約1カ月続いた外部電源喪失から復旧作業が始まり、燃料冷却の安定電源確保に光明が差す一方、詳細は限定的で緊張は続く。国際機関の関与で作業は継続、懸念は残る。
国内最大級の「口座ブローカー」摘発 詐欺網を支えた“道具屋”の終焉
口座売買のブローカー集団が摘発され、男女7人が逮捕。スマホや通帳を使った銀行・暗号資産口座の横流し“道具屋”の実態を暴き、特殊詐欺の出口を封鎖した一撃。会見で押収品が示され、捜査は供給網の断裂と今後の対策論を呼んでいる。被害防止や金融機関の監視強化の必要性が指摘されている。
自民・維新、合意へ最終詰めに、臨時国会序盤の空気左右
夜の会談室で紙束がめくられ、自民党と日本維新の会の連立協議が詰めの局面に入った。政府は2025年10月15日召集の臨時国会を閣議決定。年金や防衛、行政改革など合意の形と中身が国会序盤の議論と政局を左右する見通しだ。与野党攻防や会期運営に影響し、首相や党幹部の最終調整が焦点となる。
全米で抗議者らが「ノー・キングス」を掲げ、政権の威圧に連帯で対抗
2025年10月18日、全米各地で「ノー・キングス」抗議行動第2弾が展開。黄色ハチマキや王冠の赤いバツで平和的な連帯を可視化し、主催者はトランプ政権の権威主義的手法や武力演出に対比を示すが、6月の勢いを維持できるかが焦点だ。行動の持続性と今後の政治的影響が注目されている。
夜間の国道4号で2トントラックがクマと衝突、後続巻き込み6台の事故、けが人なし
2025年10月17日20:10ごろ、宮城・大衡村の国道4号で走行中の2トントラックが路上のクマと衝突、急制動の焦げた匂いが漂い後続が巻き込まれて計6台の事故に。けが人はいなかったが、街道と野生の動線が交差する現実が浮き彫りになり、地域での注意喚起や対策が改めて求められる。
新居浜太鼓祭り、禁じられた「ぶつけ」で波紋 平和の誓い揺らぐ
潮の香る大江浜で2025年10月18日に行われた新居浜太鼓祭り最終日、川西地区の太鼓台が集まり観客が「差し上げ」を待ちわびる中、禁じられたぶつけ行為が発生。平和祭典を掲げた誓いが揺らぎ、市長は遺憾の意。祭りの信頼回復が問われている。関係者は再発防止を求めている。
国民党が鄭麗文氏を主席に選出、対中姿勢に新色、次期選挙へ影響
台北の党本部で支持者のざわめきが歓声に変わった。18日の国民党主席選で前立法委員・鄭麗文氏が過半で当選。史上2人目の女性党首誕生は党の路線や対中姿勢に新たな色を加え、次期地方選や国政の駆け引きにも直結すると見られる。党内基盤の再編や対外発信、台湾海峡を巡る外交影響も注視される。
群馬・みなかみ町でクマ相次ぎ出没、キノコ採り男性重傷、犬散歩女性軽傷
群馬県みなかみ町で2025年10月18日、キノコ採りの男性が重傷、犬の散歩中の女性が軽傷を負うクマ被害が同日に2件発生。現場は約8キロ離れ、同一個体か不明で、生活圏と山の接点を問いかける。秋のキノコ採りシーズンで住民に注意喚起と対策が求められている。
英仏独、凍結ロ国有資産の価値をウクライナ軍支援に転用へ、米と連携し対露圧力強化
英国、フランス、ドイツは2025年10月10日、凍結されたロシア国有資産の価値をウクライナ軍支援に活用する方針を共同声明で表明。インフラ攻撃激化を非難し、米国と連携して法の枠内で具体化を急ぐとし、ロシア側の反応や国際法上の課題も焦点となる見通しだ。
