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AFPによると、フィリピンは31日、南シナ海の係争海域にあるカラヤアン群島で100以上の島嶼名を変更すると発表した。対象は南沙(スプラトリー)諸島の一部で、フィリピン船と中国船の衝突が繰り返されてきた海域だ。海域名の変更にとどまっていた主権表示を、個々の島嶼名にも広げる動きとなる。
対象はカラヤアン群島、新名称は未公表
AFPによると、名称変更の対象はカラヤアン群島に属する100以上の島嶼で、中国との対立が続く南沙諸島の一部にあたる。フィリピン側は今回の発表で、係争海域での主権を改めて打ち出した形だ。
新しい名称自体はまだ公表されていない。一方、大統領令では、すべての政府機関と学校に新名称の使用開始を指示し、地図作成機関に最新の海図と地図の公表も命じた。
海域名の変更から島嶼名の統一へ
フィリピンは2012年、自国沿岸に近い海域を「西フィリピン海」と命名している。2025年6月には、外務省がカラヤアン群島の131の地形についてフィリピン名の標準化を支持し、国家海洋評議会も大統領令による統一命名を勧告していた。今回の発表は、その流れを海域の呼称から島嶼名へ広げる措置といえる。
政府機関や学校、地図作成機関が新名称を使い始めれば、公的地図と教育現場で呼称の統一が進む。2016年の仲裁判断が中国の広範な主張に法的根拠がないとした後も現場の摩擦は続いており、フィリピンは名称の運用を通じて主権主張を日常の行政に落とし込む段階に入ったとみられる。
