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闇バイト型の広域強盗をめぐる裁判で、フィリピンから実行役に指示を出したとされるグループ幹部の刑事責任が、あらためて問われている。東京地裁の裁判員裁判で5日、強盗致死などの罪に問われた藤田聖也被告(41)に対し、検察側は無期懲役を求刑した。事件はSNSで実行役を集め、匿名性の高い連絡手段で指示を飛ばす手口が特徴とされ、社会不安を広げた。
藤田被告 無期懲役求刑 広域強盗の指示役
藤田被告は、「ルフィ」などと名乗った指示役らが関与したとされる一連の事件で、強盗致死や窃盗などの罪に問われている。起訴内容には、2023年1月に東京・狛江市の住宅で女性(当時90)が死亡した強盗致死事件が含まれるほか、計7件の強盗事件などへの関与が挙げられている。
検察側は論告で、匿名性を徹底する新たな犯行のやり方だとした上で、藤田被告が計画段階から関与し、実行役に具体的な指示を出す立場だったと主張した。単なる手助けではなく共同正犯が成り立つとして、無期懲役が相当だと求刑した。
弁護側 幇助主張 強制性と関与範囲争点
一方、藤田被告は初公判から起訴内容を一部否認し、特に狛江市の事件では暴行の指示を出していないなどと述べている。弁護側も、藤田被告は指示役の中核ではなく幇助にとどまるとして、有期刑が相当だと訴えた。
弁護側は、フィリピン側施設での環境や人間関係の中で拒みにくかったという事情にも触れた。藤田被告は審理の終盤、被害への謝罪を口にし、闇バイトに手を出そうとする人に思いとどまってほしいとも述べた。公判は同日に結審し、判決は16日に言い渡される。
闇バイト事件は、犯罪の「実行役」と「指示役」を切り離し、責任の所在を曖昧にしやすい構図を生んだ。指示の強さや関与の深さを、どこまで具体的に立証し、量刑へ反映できるかが要になる。再発を止めるには、刑罰の重さだけでなく、勧誘と指示の流れを断ち切る捜査と対策の精度が問われている。
