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ナイジェリア中部プラトー州で12月21日夜、イスラム教の宗教行事に向かう人々を乗せた車両が武装集団に待ち伏せされ、女性と子どもを含む少なくとも28人が拉致された。国連向けに作成された治安報告書をAFPが確認し、22日に公表されたという。警察は事件を把握し、捜査と捜索を始めたが、行事のたびに夜道を移動せざるを得ない地域の不安は、いまも置き去りのままだ。
行事へ向かう途中の「道」が狙われた
拉致が起きたのは、プラトー州ワセ(Wase)地域のバシャール地区で、ザック村付近とされる。複数の地元報道では、住民が翌22日に通報したといい、乗客はムハンマドの生誕を祝うマウリド(Mawlid、預言者生誕の記念行事)の祈りや集会に向かっていた。行き先はサボン・ライー(Sabon Layi)方面とする報道がある一方、警察側はガジ(Gaji)方面への移動中だったと説明している。
現場では、襲撃後に車両が路上に置き去りにされたとの情報も出ている。宗教行事そのものが狙われたというより、移動の時間帯と経路が読まれた形だ。参加者にとっては、礼拝や祝いの場に向かう「いつもの移動」が、武装集団にとっては格好の標的になり得る。集落と集落を結ぶ一本道を走る、その数十分が最も危うい時間帯だった。
捜査は始まったが、住民が選べる安全策は限られる
当局の初動は、限られた情報を追う段階にある。Premium Timesは、プラトー州警察が12月23日付の発表で、22日に通報を受けて捜査員を現地に派遣し、救出と犯人特定を進めていると伝えた。新華社も、州警察報道官が治安部隊などと連携した捜索・救出を始めたと述べたとしている。被害者の人数や構成が早い段階で共有されたのは、行方不明者が多数に及ぶ事件では重要な意味を持つ。
ただ、住民側の「次の一手」は多くない。夜間移動を避ける、複数台で固まって走る、出発時刻をずらす。どれも一定の効果はあっても、行事の日時が決まっている以上、完全な解決策にはならない。論点は、個々の注意喚起では埋まらない道路の空白を、警察や地域の自警がどう埋めるかだ。捜査の進展と同時に、同じ道を通らざるを得ない人々の安全をどう確保するかが問われている。
参考・出典
- Plateau police begin investigation into Wase kidnapping
- Nigerian police launch search for 28 travelers kidnapped in central region-Xinhua
- Plateau: 28 travellers kidnapped in Wase community
- Gunmen In Plateau State Abduct 12 Worshippers Heading For Prayers | Sahara Reporters
- Christian militia abduct 28 Muslims in Plateau as fears rise over persistent attacks on travellers – Muslim News Nigeria
