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前線が膠着する一方で、ロシア側が中長期の戦線拡大を描いているとの情報が浮上した。ウクライナのゼレンスキー大統領は3月2日、首都キーウで記者団に対し、ロシア軍が前年に掲げた作戦目的を果たせなかった以上、今後に想定する前進計画も実現は難しいとの認識を語った。
ロシア軍長期戦計画地図 入手言及
ゼレンスキー氏によると、ウクライナ側はロシアの2026─27年の計画を示す地図を入手したという。計画そのものは「達成可能ではない」との見方を示し、地図は現実の戦況とかけ離れていると強調した。
同氏は、ロシアが東部全域と南部地域の占領を狙う基本方針を変えていないとしたうえで、南東部の都市ドニプロ方面への進軍も目指していると説明した。さらに黒海沿岸の南部オデーサ州で、どのように前進するかも検討しているとの認識を示した。
ロシアは侵攻開始後、ウクライナの一部地域を一方的に自国領と位置づけ、軍事目標に組み込んできた。防衛省防衛研究所の分析でも、ロシア軍は東部で主導権を保ち、要衝を攻めてウクライナ側に防御を強いる構図が続いていると整理している。
ドニプロ・オデーサ 黒海沿岸狙い
ドニプロは中部の大都市で、補給や工業基盤の面でも象徴性が大きい。オデーサは黒海の港湾を抱え、海上輸送や穀物輸出にも関わる。両正面を意識した構想が語られたことは、ロシアが短期決戦ではなく、戦域の組み替えを含む長期戦を前提にしている可能性をにじませる。
ウクライナ側は近年、ロシアが将来の軍事行動を準備しているとの警戒も繰り返してきた。ブルームバーグの報道でも、ゼレンスキー氏が情報機関の報告を踏まえ、欧州で新たな軍事行動の準備を示す証拠に言及した経緯がある。
戦況を左右するのは、地図の出来不出来よりも、兵力の補充と兵站の持続性である。ロシアが占領目標を維持したまま戦域を広げようとするなら、ウクライナは防空と補給の強化に加え、同盟国との生産力と支援枠組みを長期戦仕様に組み替える作業を急ぐ必要がある。
参考・出典
- ロシア、「欧州で新たな軍事行動」準備進める-ゼレンスキー大統領 – Bloomberg
- NIDSコメンタリー 第376号 – 防衛省防衛研究所
- ロシア軍によるウクライナ侵略の状況 2月16日 防衛省まとめ|Jディフェンスニュース(自衛隊・防衛省のニュース)
- US says Ukraine regaining pre-2014 borders ‘unrealistic’
- Zelenskyy pushes for Ukraine’s 2027 EU accession as Europe marks four years of war – as it happened | Ukraine | The Guardian
