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火星行きの年内挑戦がいったん遠のいた。SpaceXは、米航空宇宙局(NASA)の月探査計画を優先し、火星探査に向けた飛行計画を延期する方針だ。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(ウォール・ストリート・ジャーナル)が6日(日本時間7日)、事情に詳しい関係者の話として報じた。
火星計画を後ろ倒し 月面ミッション最優先
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、SpaceXは投資家向けに、まず月を目指し、火星への飛行の試みは後日に回す考えを伝えた。火星へ向けた今年のミッション計画は先送りとなる。
同社は月面着陸に向け、無人の月面着陸を3月に狙う計画もあるという。実現には、スターシップを高頻度で打ち上げ、軌道上で燃料補給する手順を積み上げる必要があるとされる。
火星側では、地球と火星の距離が縮み航行条件がよくなる時期をにらみ、来年後半に複数機を投入する構想を掲げてきた経緯がある。今回の延期は、限られた開発・試験の枠を月向けに振り向ける判断といえる。
NASAの圧力と競争軸 スターシップ開発遅れ焦点
NASAは数年前から、アルテミス計画の中核として、月着陸船仕様のスターシップ開発をSpaceXに委ねている。ウォール・ストリート・ジャーナルは、NASA当局者が昨年、月向け開発を優先するよう圧力を強めたと伝えた。
開発の遅れをめぐっては、NASAが契約を他社にも開放し競争を促す考えが浮上しているとブルームバーグやAFPが報じてきた。月面輸送の主導権は、SpaceX対ブルーオリジンの構図へと収れんしつつある。
月と火星は別々の夢ではなく、同じ「繰り返し打ち上げて補給し、確実に降りる」能力の延長線上にある。だからこそ、当面の勝負はスローガンではなく工程管理だ。月面で成果を出せるかが、火星の現実味を左右する最大の焦点となる。
