ドイツ軍、ロシアの破壊工作脅威を初の「重大」に格上げ 国内基地の防護措置拡充を検討
ドイツ軍がロシアによる破壊工作の脅威を、上から2番目の「重大(erheblich)」に初めて分類したと、WDRが2026年10月21日付で報じた。南ドイツ新聞と共同で入手した内部分析に基づく報道で、国防省報道官も、軍全体が重大な脅威に直面しているとの評価を確認した。ドイツ軍は防護措置の拡充を検討している。
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ドイツ軍がロシアによる破壊工作の脅威を、上から2番目の「重大(erheblich)」に初めて分類したと、WDRが2026年10月21日付で報じた。南ドイツ新聞と共同で入手した内部分析に基づく報道で、国防省報道官も、軍全体が重大な脅威に直面しているとの評価を確認した。ドイツ軍は防護措置の拡充を検討している。
リトアニアの首都ビリニュス郊外で2026年10月18日午前2時ごろ(現地時間)、SpaceXが使用する衛星通信サービス「スターリンク」の施設で放火未遂事件が発生した。LRTによると、シンケビチュウス首相が同日公表した。政府側はロシアが関与した破壊工作の可能性を指摘している。ロイターによると、物的被害は軽微で、運用に支障はなかったと当局者が説明した。
ロイターによると、デンマーク情報当局PETの主任分析官、Josefine Christensen氏は2026年10月7日(現地時間)、ロシアがウクライナへの軍事支援に関わるデンマーク企業への破壊工作を始めたとの見方を示した。ロシア大使館は同日、疑惑を否定した。対象企業や具体的な被害状況は明らかになっていない。
ポーランド中部ウォラ・クロボフスカのスターリンク地上局の敷地で2026年9月23日夜(現地時間)に火災が発生した。検察は破壊工作の可能性を視野に捜査しており、25日(現地時間)にはポーランド政府の治安機関担当者が、故意の放火だった可能性が高いとの見方を示した。
9月23日(現地時間)のロイター報道によると、国連総会に合わせてニューヨークに集まった欧州の閣僚らは、ロシアが欧州で破壊工作やサイバー攻撃などを強め、ウクライナ支援を弱めようとしているとの認識を示した。閣僚らは結束と抑止、支援継続を対抗策に挙げた。ロシア大統領府はNATO諸国での破壊工作への関与やNATOとの対決を計画しているとの見方を否定している。
ロイターが2026年9月6日(現地時間)に報じたところによると、ドイツ内務省報道官は、ライプチヒ・ハレ空港で爆発装置付きドローンが見つかった事件を受け、ドローン攻撃やサイバー侵入などロシアによる破壊工作への防衛を強化する対策パッケージを計画している。
AFPは2026年9月3日(デンマーク現地時間)、デンマークの治安・情報機関(PET)が、ロシア情報機関による同国の防衛産業を狙った破壊工作の「積極的な」準備を警告したと報じた。PETが把握しているのは実行済みの事件ではなく、具体的な計画や準備の動きだ。