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NATO加盟国のアフガニスタンでの戦いを「前線から少し離れた所にいた」とするトランプ米大統領の発言が、欧州の退役軍人や政府関係者の強い反発を招いている。グリーンランドを巡る緊張が続く中、同盟関係の亀裂がさらに広がりかねない。
「NATO不要」発言 アフガン貢献軽視
CNNによると、トランプ氏はスイス・ダボスでのFOX系番組のインタビューで、NATOについて「必要としたことは一度もない」と述べ、同盟国部隊は「前線から少し距離を置いていた」と主張した。米国が有事の際に同盟国が支援するか確信が持てない、とも語ったという。発言は現地時間22日(日本時間23日)に伝えられた。
NATOの集団防衛を定める北大西洋条約第5条は、米同時多発テロ後に一度だけ発動され、同盟国が米主導のアフガニスタン作戦に参加した。CNNは、戦死者は同盟国全体で約3500人に上り、米国が2456人、英国が457人だったと報じた。AP通信も、デンマークの戦死者は44人で、人口規模を踏まえると「1人当たりの死亡率」が極めて高かった点が反発の背景にあるとしている。
英首相「侮辱的」 謝罪要求と波紋
AP通信によれば、スターマー英首相は23日(日本時間24日)、発言を「侮辱的で、率直に言ってぞっとする」と批判し、事実上の謝罪を求めた。ヘンリー王子も声明で、犠牲は「真実と敬意」をもって語られるべきだと訴えた。デンマークの元小隊長も「9/11後、米国が必要とした時に我々はいた」と反論している。
一方でCNNは、ホワイトハウスが英側の批判を退け、トランプ氏の見解は正しいと主張したと伝えた。発言は、トランプ氏がデンマーク自治領グリーンランドの支配権に言及し、欧州との緊張が高まる局面と重なる。軍事負担の議論を超え、同盟国の「名誉」を巡る対立に転じたことが火種となっている。
同盟の抑止力は、兵力や予算だけでなく「互いが助け合う」という信頼の物語で支えられる。過去の犠牲を軽く扱う発信は、その物語を損ね、集団防衛の実効性に疑念を生む。関係修復に失敗すれば、同盟は意思決定のたびに政治的取引色を強め、危機対応の速度と一体感を失いやすくなる。
