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台湾の防衛費をめぐる与野党対立に、米議会が「待った」をかけた。米国の上下両院の超党派議員は米国時間12日(日本時間13日)、中国の脅威が「これまでになく大きい」と警告し、台湾の各政党に防衛費の大幅な積み増しを支えるよう書簡で促した。
超党派37人書簡 特別防衛予算の増額要求
ロイターによると、書簡は立法院(国会)の韓国瑜院長のほか、国民党(KMT)と台湾民衆党(TPP)の党幹部、与党・民進党(DPP)の幹部らに宛てられた。署名したのは米上院・下院の計37人で、上院外交委員会、下院外交委員会の有力議員が名を連ねた。
米議員側は、中国の習近平指導部が「国家のあらゆる要素」を使って台湾の支配を狙っているとし、台湾の抑止力を保つには、防衛費の「大幅な増額」が欠かせないとの認識を示した。台湾側の近年の備えの進展は評価しつつ、現状のままでは不十分になりかねないとも指摘した。
防衛費増額の焦点は、頼清徳政権が打ち出した約400億ドル規模の特別予算案である。武器調達や部隊の即応性向上などを複数年で進め、侵攻・封鎖のコストを高める狙いがある。
審議停滞 野党の抵抗と米武器納入遅れ
一方、台湾の立法院では野党が多数を握り、特別予算の扱いが停滞してきた。ロイターによれば、野党側は防衛費の必要性自体は認めつつも「白紙委任はできない」として、精査が先だと主張している。民進党は書簡に同調し、受取側が重く受け止めるよう求めた。
米側は圧力を強めるだけでなく、自国の責任にも触れた。ロイターは、台湾向け兵器の納入の遅れが大きな課題で、米国も解消に取り組む必要があるとの問題意識が書簡に盛り込まれたと伝える。フォックスニュースも、周辺で中国軍の圧力が増すなか、政治の行き詰まりが抑止を弱めかねないと報じた。
台湾の抑止力は、予算規模だけで決まらない。立法院が合意形成の手順を整え、優先順位を示し、執行まで含めて継続できるかが問われる。米国は納入遅れの是正を迫られ、台湾は「増額の意思」を内外に示す必要がある。両輪がそろわなければ、抑止の信頼性は下がっていく。
参考・出典
- US lawmakers urge Taiwan boost defense spending amid China threat | Fox News
- US lawmakers step up pressure on Taiwan parliament to approve defence spending | WSAU News/Talk 550 AM · 99.9 FM | Wausau, Stevens Point
- Taiwan could be defense breach if special budget not passed: Defense chief – Focus Taiwan
- KMT, TPP block special defense budget on Friday's legislative agenda – Focus Taiwan
