イラン交戦で米軍機2機が損傷 1人救助、1人行方不明

F-15EとA-10が撃墜・損傷 イランとの交戦で米軍に被害

※記事を視覚化したイメージであり、実際の事象とは異なります。

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AP通信が4月4日に伝えたところによると、イランとの交戦が続く中、米軍機2機が3日に別々の攻撃で撃墜または損傷を受け、少なくとも1人の米軍人が救助された一方、別の1人が行方不明になっている。ワシントン・ポストは、機体はF-15EとA-10だと報じた。2月28日の開戦後、米軍の有人機損失が確認されたのは初めてとみられる。

F-15Eの乗員2人に被害 1人救助、1人の捜索続く

アクシオスが3日、イスラエル当局者と事情を知る別の関係者の話として伝えたところによると、撃墜されたF-15Eの2人の乗員のうち1人は米特殊部隊に救助され、もう1人の捜索が続いている。パキスタン紙Dawnに掲載されたロイター記事でも、米当局者がイラン上空で撃墜された機体はF-15Eで、2人のうち1人を救助したと説明したとされている。

アクシオスは、イラン側も乗員の確保に動いていると伝えた。救出が長引けば、航空作戦の損失にとどまらず、捕虜化や映像公開を含む政治的な駆け引きに発展するおそれもある。

A-10の墜落地点に食い違い イラン防空能力の残存を映す

2機目のA-10をめぐっては、AP通信がイランの防空部隊の攻撃を受けてペルシャ湾に墜落したと伝えた。一方、ワシントン・ポストは、イラン軍の攻撃後に被弾した機体をクウェート領空へ向かわせた後に操縦士は脱出・救助されたと報じており、墜落地点と搭乗員の扱いにはなお食い違いが残っている。

AP通信は、今回の損失を敵火力による米軍機の損失として20年以上ぶりの事例だとしている。ワシントン・ポストとAP通信は、米政権が制空権の確保やイラン軍の能力低下を強調してきた中で、イラン側がなお米軍機に打撃を与える力を保っていることが露呈したと伝えた。

同じ日に2機が損害を受けたことで、今回の戦闘は米側の空中優勢が揺らぎうる局面に入った。残る乗員の行方とA-10の詳しい経緯が固まるまで、この損失は軍事面だけでなく政治面にも重い影響を及ぼしそうだ。

参考・出典

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