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ホワイトハウスは2026年9月25日、米中首脳会談後のファクトシートで、トランプ氏と習近平氏が第2次世界大戦中に米国と中国が同盟国として共に戦ったことを振り返ったと記した。台湾の大陸委員会は、当時の米国の同盟国は中華民国だったと異議を唱えている。
戦時中の「中国」を巡る認識
ホワイトハウスの資料は、両首脳が大戦中の米中の同盟関係を振り返ったと説明する一方、当時の「中国」を中華人民共和国とは記していない。
9月24日(米東部時間)の歓迎行事では、トランプ氏が大戦期に中国で活動した米国人義勇飛行隊「フライング・タイガース」に言及した。習氏も米中がファシズムの侵略に共に立ち向かったと述べ、同日夜の晩さん会でも戦時中の両国民の協力に触れた。
国連の記録では、1945年に国連憲章へ署名・批准した中国政府は中華民国政府だった。中華人民共和国は1949年に成立し、国共内戦後、中華民国政府は台湾へ移った。
台湾側の反発と米国への働きかけ
台湾の大陸委員会は9月25日と27日、中華人民共和国は大戦中には存在せず、中華民国が米国の同盟国だったとの立場を表明した。沈有忠副主任委員は27日、北京が大戦の歴史を中華人民共和国中心に描こうとしているとの見方を示し、米側に歴史的経緯を伝え続ける考えを示した。
ロイターは、台湾側に米国が北京の歴史解釈に引き寄せられることへの懸念があると報じた。一方、沈氏は同日の発表で、米国の対台湾政策は変わっていないとの認識も示している。ロイターの取材に対し、ホワイトハウス、米国務省、中国の国務院台湾事務弁公室から回答はなかった。
