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利用者の障害報告が一気に積み上がった。ソーシャルメディア「X」は2月16日、米国と英国を中心に短時間つながりにくくなる不具合が起き、タイムラインが表示されない、投稿できないといった訴えが相次いだ。運営側から原因の説明は出ていない。
米英で障害報告急増 ピーク4万件
ロイターによると、追跡サイトDowndetectorでは米国の報告件数が最大で約4万件に達した。英国でも1万件超の報告が集まった。米東部時間16日午前10時47分時点(日本時間17日午前0時47分)では、米国の報告は約730件まで減り、利用回復が進んだとしている。
Downdetectorの数字は利用者の自己申告を集計したもので、実際の影響人数と一致しない場合がある。それでも、短時間に急増する動きは「広い範囲で同時に起きた不具合」を示す目安として使われる。
サイバーニュースの報道では、最初の報告は協定世界時16日13時すぎ(米東部時間16日午前8時すぎ、日本時間16日夜10時すぎ)に目立ち始め、ウェブとアプリの双方で読み込みエラーが出た。障害は世界各地に波及した可能性があるという。
原因不明のまま 繰り返す不安定さ
エコノミック・タイムズによれば、インドでも同日夕方に3,000件超の報告が出た。内訳はウェブサイトの不具合が過半を占め、アプリやフィード更新の問題も続いた。
タイムズ・オブ・インディアも、エラーメッセージが出る、タイムラインが空白になるなどの声が広がったと伝える。ロイターは、運営会社Xが取材に直ちに応じなかったとしており、利用者側は再発防止や説明の有無を注視している。
運営側が原因を示さないまま障害が繰り返されると、個人の投稿だけでなく、企業の告知や顧客対応にも遅れが出る。広告配信やログイン基盤に波及すれば損失の算定も難しくなるため、復旧の速さに加え、何が弱点だったのかを明らかにして対策を積み上げることが求められる。
