ボーイング、PAC-3 MSEシーカーで約147億ドル契約 7年間で生産3倍化へ

ボーイング、PAC-3 MSEシーカーで約147億ドル契約 7年間で生産3倍化へ

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ボーイングは2026年10月5日(現地時間)、ロッキード・マーチンからPAC-3 MSE迎撃ミサイルの誘導用部品「シーカー」の増産・納入に向け、約147億ドル相当の条件未確定契約措置(UCA)を受けたと発表した。既発表の7年間の枠組みを契約面で具体化し、シーカー生産を3倍に引き上げる計画を支える。

迎撃ミサイル増産を支える部品供給体制

シーカーは、迎撃対象を識別・追跡し、迎撃を支える部品だ。今回の契約対象はシーカーで、ミサイル全体の製造ではない。約147億ドルはUCAの規模として示されており、具体的な生産数量や納入日程などの最終条件は公表されていない。

ボーイングは4月、米政府とシーカー生産を3倍にする7年間の枠組みに合意した。増産と関連する採用は2026年中に始まり、アラバマ州ハンツビルではシーカー工場の拡張、設備の近代化、供給網の強化を進めている。直接・間接を合わせて数百人規模の雇用創出を見込む。

ロッキード・マーチンは1月、PAC-3 MSE迎撃ミサイルの年間生産能力を約600発から2000発へ引き上げる7年間の枠組みに合意し、7月29日には米政府から総額上限586.2億ドルの7年間のUCAを受けた。2000発はミサイル全体の生産能力目標で、ボーイングのシーカー生産数量ではない。

ロイターによると、業界幹部は増産関連の合意について、議会による予算措置が十分に整わなければ、大規模な設備投資に影響する可能性があると指摘している。

参考・出典

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