カナダ・カーニー首相、中国・北京で習主席と新たな戦略的パートナーシップ合意

習主席とカナダ首相が北京で会談 8年ぶりの訪中で関係修復へ動く

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カナダのマーク・カーニー首相は2026年1月16日、北京で中国の習近平国家主席と会談し、両国関係を「新たな戦略的パートナーシップ」として前向きに位置づけた。カナダ首相の中国公式訪問は2017年以来8年ぶりで、長く冷え込んだ関係を実務面から立て直す意思を鮮明にした。米国の通商姿勢が揺れるなかで、対中関係の再構築はカナダの対外経済戦略にも直結する。

8年ぶりの北京訪問 関係修復を「実務」で進める構図

会談は人民大会堂で行われ、カーニー氏は協力分野として農業、エネルギー、金融などを挙げ、まずは成果が出やすい領域から関係を積み上げる考えを示したと、ロイター通信の内容を伝えるChannel NewsAsiaが報じた。AP通信も、両首脳が緊張局面を経た二国間関係の「新章」を探る場になったと伝えている。カナダ側は対米依存を下げる通商の分散を急ぐ一方、中国側も関係改善を「転機」と位置づけ、対話の継続に前向きな姿勢を示したとされる。つまり今回は、価値観外交の衝突をいったん脇に置き、貿易・投資といった接点を増やす「現実路線」が前面に出た会談だ。

カナダと中国の関係は、2018年の通信機器大手Huawei幹部の逮捕や、その後の相互不信などで大きく悪化した経緯がある。さらに近年は、電気自動車や金属を含む通商政策をめぐる対立が重なり、農産品などの輸出入にも影響が及んできた。こうした火種が残るなかで、カーニー政権が「まず実務協力」という形で糸口を作ろうとしている点が、今回の訪中の特徴である。AP通信によると、カーニー氏の首相就任は約10カ月前で、政権発足後の外交方針を具体化する試金石にもなっている。

首脳会談に先立つ李強首相会談 合意の射程と残る難題

首脳会談に先立ち、カーニー氏は1月15日に李強首相とも会談し、両政府が複数分野の覚書(MOU)を確認したとカナダ首相府が発表した。首相府の説明では、エネルギー、犯罪対策、建築、文化、食品安全や動植物検疫などが対象で、対話の枠組みそのものを広げる狙いがにじむ。訪中日程は1月13日から17日で、首相府は貿易・投資の拡大と「非米国向け輸出」の強化を掲げ、対外経済の耐性を高める一環だとしている。ガーディアン紙も、米国の関税や通商摩擦が続く状況を背景に、カナダが市場分散を迫られている構図を指摘した。こうした積み上げは、関係修復を“イベント”で終わらせず、制度面の実務に落とし込む布石となる。

ただ、首脳会談で直ちに懸案が解消する見通しは限定的で、関税や投資審査、先端技術や安全保障など「政治化しやすい論点」は残る。首相府の別の公表資料によれば、両首脳は2025年10月に韓国での国際会議の場でも会談しており、今回の北京訪問はその延長線上で摩擦を管理しつつ交渉を前に進める位置づけとなる。短期的には農業・資源・金融などで部分合意を積み上げられるかが焦点で、中期的には対米関係と対中関係のバランスをどう設計するかが両国の外交課題になる。協力を広げるほど、国内政治や同盟国との調整も難しくなるため、今回の「戦略的パートナーシップ」は実利とリスク管理の両立が問われる局面に入ったと言える。

参考・出典

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