カナダ主導の防衛金融機関DSRB、9カ国が設立意思を表明 アンカラNATO会議で
カナダのマーク・カーニー首相は現地時間7日、アンカラで開かれているNATO首脳会議に合わせ、カナダ主導の新たな多国間防衛金融機関「防衛・安全保障・レジリエンス銀行(DSRB)」に対する8カ国の支持を歓迎した。同日公表された首脳宣言で、カナダを含む9カ国はDSRB設立に向けた共通の意思を表明した。
本ページでは「マーク・カーニー」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
カナダのマーク・カーニー首相は現地時間7日、アンカラで開かれているNATO首脳会議に合わせ、カナダ主導の新たな多国間防衛金融機関「防衛・安全保障・レジリエンス銀行(DSRB)」に対する8カ国の支持を歓迎した。同日公表された首脳宣言で、カナダを含む9カ国はDSRB設立に向けた共通の意思を表明した。
カナダ連邦財務省の29日の発表と30日のカナダメディアの報道によると、防衛・安全保障・レジリエンス銀行(DSRB)の設立憲章を巡る多国間交渉がモントリオールで終了し、参加国は批准後にカナダを将来本部のホスト国とすることを全会一致で支持した。カーニー首相はオンタリオ州オークビルで記者団に、今回の合意は「第一歩」にすぎず、制度化に向けた作業は数カ月ないし数四半期にわたるとの見通しを示した。
カナダのデービッド・マクギンティ国防相は27日、ロッキード・マーチン製F-35戦闘機88機の取得計画について、見直しがなお続いていると述べ、米国以外のメーカーの戦闘機を購入する可能性も選択肢に残っていると表明した。マーク・カーニー首相が昨年3月に指示した再検討が継続していることを、閣僚本人が改めて示した形だ。
カナダの安全保障政策が、米国との協調を前提にしながらも自前の備えを厚くする段階に入った。北極圏を巡る軍事・航路・資源の競争が強まるなか、カーニー首相は北部の防衛と関連インフラに総額350億カナダドルを投じる計画を示し、対米依存の縮小を鮮明にした。
米国製兵器への依存を減らす方針が鮮明になった。カナダのマーク・カーニー首相は17日(日本時間18日)、モントリオールで初の「防衛産業戦略」を打ち出し、国内企業・国内生産を優先する調達へ大きくかじを切る考えを示した。狙いは装備の安定確保と、産業基盤の底上げである。
カナダ西部アルバータ州でくすぶる分離独立の動きが、米政府当局者との接触報道をきっかけに、外交問題として急浮上した。マーク・カーニー首相は1月29日(日本時間30日)、米国が「カナダの主権を尊重する」ことを期待すると述べ、隣国による政治的な介入への警戒感をにじませた。
カナダのマーク・カーニー首相は2026年1月16日、北京で中国の習近平国家主席と会談し、両国関係を「新たな戦略的パートナーシップ」として前向きに位置づけた。カナダ首相の中国公式訪問は2017年以来8年ぶりで、長く冷え込んだ関係を実務面から立て直す意思を鮮明にした。米国の通商姿勢が揺れるなかで、対中関係の再構築はカナダの対外経済戦略にも直結する。
カナダのマーク・カーニー首相とブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領は1月8日に協議し、ベネズエラの政治危機について、当事国の主権と民意を踏まえた「対話による移行」を後押しする考えで一致した。米国が軍事作戦でニコラス・マドゥロ氏の身柄を米国へ移したとされる中、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は介入が国際法を損なうと警告している。