自民・小泉進次郎がマニラ出張表明、総裁選に影響
投開票が10月4日に迫る自民党総裁選で、閣議後会見の小泉進次郎農相はASEAN+3農林大臣会合(マニラ)出席のため選挙終盤に海外出張を表明。与党内外で賛否や議論を呼び、政権選択や今後の政務運営への影響が注目される。外交日程と選挙対応の両立という課題も浮上している。
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投開票が10月4日に迫る自民党総裁選で、閣議後会見の小泉進次郎農相はASEAN+3農林大臣会合(マニラ)出席のため選挙終盤に海外出張を表明。与党内外で賛否や議論を呼び、政権選択や今後の政務運営への影響が注目される。外交日程と選挙対応の両立という課題も浮上している。
石破茂首相は2025年9月30日、李在明韓国大統領と釜山で会談し、ソウル以外での二国間首脳会談という異例の舞台で夏の東京会談が掲げた「シャトル外交」を具体化。港町の空気の中で日韓関係の地図を描き直す動きが始まった。経済や安全保障の協力強化が焦点となる見通しだ。
NTT東日本・NTT西日本は2025年9月29日、メタル設備を使う加入電話を光やモバイルへ段階的に移行し、加入電話の基本料を2026年に改定する方針を表明。銅線の電話は終息に向かうが、固定番号は形を変えて継続する見通し。利用者の移行支援や料金影響にも注目が集まる。
民間調査は2025年10月に飲食料品で3千品目超の値上げを見込み、通年で2万品目を突破。春の山場に続く第2波が家計負担を押し上げ、前年を大幅に上回るペースで物価の粘り強さと企業の国内コスト上昇が生活に浸透し、価格転嫁の広がりが続き、節約志向や消費行動の変化も進む見込みだ。
学歴詐称疑惑で逆風が続く静岡・伊東市の田久保真紀市長をめぐり、今月上旬Xで支持が目立った。釧路湿原のメガソーラー論争を受け、再エネ大規模開発に慎重な田久保氏への支持投稿が相次ぎ、議会は不信任を可決。市政は政治決戦局面に入り、ネットの揺らぎが地域の葛藤を映す。
29日朝、千葉県鎌ケ谷市の住宅街で幼稚園の送迎バスが民家のフェンスに衝突し、運転手が死亡。園児9人と職員1人が搬送され軽傷とみられ、通園時間帯に起きた事故を受け原因究明や運行管理の強化が課題となる。保護者や地域から安全確保や運転体制の点検を求める声が上がっている。
経済同友会の会員倫理審査会が、サプリメント問題で警察捜査を受けた新浪剛史・代表幹事について「辞任勧告相当」との見解をまとめ、理事会が最終判断を行う見通し。経済三団体の要職が倫理判断で揺らぐ異例の事態で、企業ガバナンスへの影響が注目される。
2025年9月29日、東京都内で会見した大川原化工機の大川原正明社長らは、検察審査会が元警視庁捜査員2人の不起訴を「不当」と議決したことを受け、噴霧乾燥機の温度測定実験を巡る捜査報告書の虚偽疑惑について東京地検に再捜査と起訴を求め、捜査検証が司法責任の課題に踏み込む節目だと訴えた。
日本銀行は9月の金融政策決定会合での「主な意見」を公表。利上げ議論が進む一方、データ点検優先の慎重論も根強く、ETF売却方針で資産圧縮に踏み出し、金融市場は利上げ時期や長期金利動向を注視する見通しだ。物価や経済成長の見通しも焦点となる。
日本の空港で「パキスタン代表」を名乗る一団が入国を拒否され送り返された事件で、連邦捜査庁は人身取引ネットワークの関与を指摘し容疑者を拘束。競技名を騙る偽装は水際で摘発されたが、査証審査や文書確認の脆弱性など入国管理体制の課題も浮き彫りになった(2025年9月17日)
アサヒグループホールディングスは外部からのサイバー攻撃を受け、国内グループの受注・出荷とコールセンターを停止。攻撃者は不明で復旧見通しは立たず、現時点で個人情報流出は確認されていない。原因調査と復旧対応を進め、取引先や物流への影響が懸念される。
警視庁は2025年9月29日、神奈川県藤沢市の大学1年(19歳)が生成AIで作成したわいせつ画像をポスター販売し、オンラインカジノで賭博した疑いで東京地検に書類送検する方針を固めた。AIの商用化とオンカジ依存が結びついた事件として捜査が進む。
ソニーフィナンシャルグループが2025年9月29日に東京証券取引所プライム市場へ直接上場。公募・売り出しを伴わず、流通参考値150円超の初値で成立。親会社はパーシャルスピンオフで資本効率改善と事業独立性強化を同時に狙い、投資家の注目を集めている。
2025年9月28日夜、自民党総裁選が詰めの局面で高市早苗氏はインターネット番組で、政策一致を軸とする“横串の連携”を提案。参政党や日本保守党とも政策で協力し乗り込んででも連携を図る姿勢は、少数与党を前提にした次の政治地図を具体化させ、現実味を増している。
2025年9月26日、東京・歌舞伎町で警視庁は、法外な利息で金を貸し付けたとして、韓国籍の男(52)と日本人の男2人(30代)を出資法違反(超高金利)容疑で逮捕。貸付先は風俗店で働く女性らで、夜の街に広がる負債の連鎖の実態解明が求められている。
内閣府はムーンショット型研究開発制度の目標を見直し、家庭・工場・被災地で稼働する汎用ヒューマノイドを新焦点に設定。2030年に実環境での試作機、2050年に自律化達成を目指し、ロボット工学とAIの連携強化で海外競争に対抗する方針だ。実用化や産業応用も見据える。
自民党総裁選の論戦が終盤に入り、国の重要情報をどう守るかという根深い課題が浮上。スパイ防止法を含む情報保全の新たな枠組みが焦点となり、公開討論やネット配信で候補の距離感がにじむ中、情報保全と表現・報道の自由のバランスが選挙戦の主要争点となっている。
日本国際博覧会協会は27日までの速報で大阪・関西万博の一般来場者が2,200万人を突破したと発表。会期終盤は日々20万人台で推移し、駆け込み需要が波のように押し寄せるなか、協会が示した収支の黒字ラインに到達。閉幕に向け盛況と混雑対策など運営課題が交錯している。
自民党総裁選の討論で、5,500億ドル(約80兆円)の対米投資を含む日米関税合意が再び火種に。高市早苗氏は実施過程で国益が損なわれれば再交渉も辞さないとし、合意解釈のずれや実装を誰がどう監督するかが課題となっている。合意の設計は複雑で、読み解きのずれが残る点も指摘される。
自民党総裁選が終盤、靖国神社問題が再燃。高市早苗氏は参拝姿勢を示す一方、首相就任後の慎重対応や分祀論議が背景となり、国内の慰霊と外交の板挟みが浮上。投開票まで言動の行間に注目が集まる。近隣諸国との外交配慮や国内世論の分裂も絡み、候補者の発言は政治的影響をもたらす争点となっている