領土論より抑止優先 欧州首脳がウクライナ停戦条件を共有
欧州主要国首脳はベルリンでウクライナ情勢を協議し、停戦交渉で領土論議に入る前に堅牢な安全保障の枠組みを確立することが前提と確認した。フォンデアライエン欧州委員長も加わった共同声明は、欧州主導の多国籍軍を軸にした保証案を提示し、地図の線引きより再侵攻を抑える仕組みづくりを重視している。
政策や選挙、国の意思決定を追いかけ、背景にある構造や影響を分かりやすく整理します。
欧州主要国首脳はベルリンでウクライナ情勢を協議し、停戦交渉で領土論議に入る前に堅牢な安全保障の枠組みを確立することが前提と確認した。フォンデアライエン欧州委員長も加わった共同声明は、欧州主導の多国籍軍を軸にした保証案を提示し、地図の線引きより再侵攻を抑える仕組みづくりを重視している。
シドニー・ボンダイビーチのハヌカ銃撃を受け、アルバニージー首相は銃規制強化と全国銃器登録制度の導入で合意。焦点は許可の定期更新と州ごとに分断されたデータの見える化で、国際的に厳格な規制でも一歩踏み込む理由を探る。背景や公共安全への影響、捜査の課題も検証する。
南シナ海のサビナ礁付近で12月12日、フィリピン沿岸警備隊が漁船への中国側放水で3人負傷、2隻損傷と発表。中国は15日に現場での対立をフィリピン側の仕掛けだと反論。医療や修理、操業の見通しが一気に揺らぎ、地域漁業の脆弱性が浮き彫りになった。国際問題化の懸念も指摘される。
中国軍機のレーダー照射問題で小泉進次郎防衛相は、中国側の「事前連絡」主張は訓練の緯度経度や空域・規模が示されず具体性を欠くと反論。中国は12月15日午後3時から約6時間、空母の南側で飛行訓練と通報し日本側も受信したと主張しており、日中の認識差が焦点となっている。
政府は2024年度の調査結果を公表。安全保障上重要な自衛隊基地など周辺で外国人・外国法人による土地・建物取得は全体の3.1%(3498件)で、施設機能を妨げる懸念は確認されなかった。数字は安心材料だが、監視網の拡大に伴い「何をどこまで見ているのか」が問われる。
平口洋法務大臣は記者会見で、土地・建物の所有権移転登記で新たに名義人となる人の国籍を申請項目に加える方針を表明。外国人による不動産取得の実態を分析する材料とし、今月下旬に不動産登記規則改正案を意見公募、2026年度中の運用開始を目指すと述べた。
政府は中央アジア5カ国とAI分野での協力を制度化する新枠を導入し、鉱物資源の開発やサプライチェーン整備をAIで結び付ける構想をまとめた。首脳会合は2025年12月19〜20日に東京で調整中で、資源確保を「買う」「掘る」だけでなくデータで発見・運搬も最適化する時代に備える狙いだ。
政府は安全保障の観点から自衛隊が保有する弾薬を収める火薬庫を全国で増設する計画を進める。現行約1400棟を基に、2027年度まで約70棟、2032年度までさらに約60棟を整備し、有事が長期化しても戦闘を維持する継戦能力を厚くする狙いだ。
石原宏高環境相はメガソーラーの環境影響評価を義務付ける対象の拡大を表明。2020年4月からの出力40MW基準が地域の懸念と噛み合わず、どこまで下げて生態系や景観・土壌、水環境への影響を何まで調べるか、自治体や住民の懸念を踏まえた基準見直しが焦点となる。
2025年12月15日、米ニューヨークの国連本部で開かれた安保理会合で中国の傅聡大使が高市早苗首相の「台湾有事」答弁を強く批判。山崎和之日本大使は不適切だと反論し、本来の議題である次期事務総長選や国連改革の議論に影響を与えた。
政府は2026年度から重要土地取引の法人に代表者に加え役員や過半数株主の国籍登録を義務化。外国資本の「隠れみの」買収対策で監視強化、一方企業側の確認作業は増える見込みだ。
中国外務省が元自衛隊統合幕僚長・岩崎茂氏にビザ制限や入国拒否、資産凍結などの制裁を発表。日本政府は一方的対応を遺憾と表明し、台湾を巡る摩擦管理が焦点に。当事者の移動や取引に直結し得るなど外交的影響が大きく、地域の安全保障や日中関係に波紋を広げる可能性がある。
自民党と日本維新の会が、安全保障政策の実務者協議で防衛装備品の輸出ルール見直しを議論。現行の「非戦闘目的の5類型」撤廃を検討し、輸出先や審査手続きで歯止めを設ける仕組みに移行するか、国の説明責任と生活者への影響が問われる。2026年2月に政府提言を取りまとめる方針。
2023年ノーベル平和賞受賞の人権活動家ナルゲス・モハンマディ氏が2025年12月12日に治安部隊に拘束され殴打、救急外来で2度治療を受けたと家族が12月15日にナルゲス財団へ報告。拘束の是非に加え被拘束者の医療アクセスが新たな争点になっている。
特別検察官は、尹錫悦前大統領が2024年12月の非常戒厳を正当化する口実を得るため北朝鮮を挑発し武力行動を誘発しようとしたとして、6カ月の捜査の末に尹氏と元閣僚5人を含む24人を内乱罪で起訴したと発表。起訴は国際関係と国内政治に波紋を広げる可能性がある。
王毅中国外相が中東歴訪でリヤドのGCCと会談し、中国との自由貿易協定(FTA)交渉の早期妥結を要請。保護主義や単独主義が台頭する中、FTA妥結は地域の貿易・投資の安定と開放性を示す重要なメッセージだと強調し、外務省は15日、会談を発表した。
高市早苗首相は参院予算委で、再生可能エネルギー政策としてペロブスカイト太陽電池の普及を後押しする考えを表明。参政党・神谷宗幣代表の質疑に対し、輸入パネルを広く導入する発想よりも、国内発の技術開発・生産基盤の強化や研究投資、法制度整備を進め、将来的な海外展開を見据えるべきだと説明した。
防衛省統合幕僚監部は12月12日、中国海軍ドンディアオ級情報収集艦(794)の宮古島周辺航行を確認。航行の自由の範囲でも、日本側には監視と記録の負担がのしかかり、南西海域で日常的に緊張が積み上がっている。こうした動きは地域の警戒態勢や外交対応にも影響する。
イスラエル内閣はヨルダン川西岸の入植者「前哨地」19カ所の合法化と新設を承認、2005年撤去の2カ所も含む。線引きが複雑な占領地での居住・移動と住民の安全、パレスチナ側や国際社会への影響が焦点となり、緊張や衝突の懸念、移動制限や人道状況の悪化を招く可能性も指摘される。
12月13日、フィリピン沿岸警備隊は南シナ海サビナ礁(フィリピン名エスコダ礁)周辺で中国海警がフィリピン漁船に高圧放水と錨索切断を行い漁師3人が負傷したと発表。中国は12日に約20隻に管理措置を取ったと説明、当局が調査中。領有権問題で緊張が続く海域での出来事だ。