中国製EV巡りEUと交渉再開 最低価格案で通商摩擦緩和探る
中国商務省は中国製電気自動車(EV)の「最低価格」設定を巡るEUとの協議が再開し約1週間続くと発表。中国側は2024年10月導入の最大45.3%追加関税に代わる一定価格以上での販売案を提示し、通商摩擦を対話で抑え込めるかと国際通商秩序への影響が焦点だ。
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中国商務省は中国製電気自動車(EV)の「最低価格」設定を巡るEUとの協議が再開し約1週間続くと発表。中国側は2024年10月導入の最大45.3%追加関税に代わる一定価格以上での販売案を提示し、通商摩擦を対話で抑え込めるかと国際通商秩序への影響が焦点だ。
プーチン大統領は12月11日、司令官からドネツク州シベルスクをロシア軍が「完全制圧した」と報告を受け前線部隊に謝意を表明。だがウクライナ軍は都市は依然自軍が掌握し激しい戦闘が続くと反論、実際の支配状況はなお不透明。現地の報告は錯綜しており、国際社会も状況を注視している。
トランプ大統領は12月11日、13日に欧州で開かれるウクライナ戦争の停戦協議へ米国代表を送るのは合意に進展が見込める場合に限定すると表明。米不参加なら会談の重みが薄れ、和平プロセスや同盟国、国際社会への波及も懸念される。
朝鮮中央通信によれば、北朝鮮の金正恩総書記は党重要会議で、2025年の成果として海外で展開された軍事作戦への兵力派遣やロシア支援を誇示し、軍の名声向上と1年の実績を総括。来年予定の第9回党大会に向け、5カ年計画が本格発展段階に入ったと強調した。
米国はマドゥロ政権を標的に大統領夫人の親族3人や海運6社・タンカー6隻を制裁、前日の拿捕と合わせ、ベネズエラ産原油の輸送で保険や金融アクセス遮断を通じて海運ビジネス全体に及ぶ影響と第三国への波及リスクを検証する、船主の負担増や取引回避で供給混乱、国際エネルギー市場への波及も焦点に
プーチン大統領は11日に電話でマドゥロ大統領と協議し、対外圧力下でもベネズエラ政権への支持を改めて表明。両国は対米制裁や国際的孤立に直面する中、連携を強化する方針を示し、2025年発効の戦略的パートナーシップ協定に沿い、経済やエネルギー、インフラ分野での共同事業推進を確認した。
タイのアヌティン首相がSNSで「国民に権力を返す」と投稿し、ワチラロンコン国王に下院解散の勅令勧告を提出。少数与党を支えた最大野党が支持撤回し、国王承認で45〜60日以内に予定外の総選挙が実施される見通しとなり政局が一気に動いた。国内外で注目を集めている。
ゼレンスキー大統領がドンバスの領土問題を国民投票や選挙で問う可能性に言及。ロシアの支配圧力や戦争終結を急ぐ米国などの和平案受け入れ要求が高まる中、誰がどの領土を守り譲るかという重要な判断を住民自身に委ねる姿勢が鮮明になっている。国際社会の圧力と現地の安全保障懸念が絡む難題だ。
米国務省は11日、AIに不可欠な半導体や重要鉱物の供給網強化で日本・韓国などを招き12日に会合を開催、新たな経済安全保障の国際協力枠組みを立ち上げる予定だ。オランダや英国、イスラエルらも参加し、ホワイトハウスで合意文書や今後の投資方針を取りまとめる見通しだ。
ロシア侵攻が続くウクライナが米国主導の和平案を28項目から20項目に修正し提出。メルツ独首相は領土譲歩の可能性を指摘し、領土維持か妥協か、戦争終結か長期戦かという重大な選択が国内外の議論の焦点になっている。米欧の圧力や国際法的課題も絡み、今後の交渉展開が注目される。
天安門事件の学生指導者・周鋒鎖氏が、2025年ノーベル平和賞受賞のベネズエラ野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏へ「大きな励み」とエール。中国国内で報道が抑制される中、オスロの受賞が中国の民主化運動に与える影響が注目されている。海外活動家の反応も注目される。
オスロのノーベル平和賞式典でノルウェー・ノーベル委員会委員長ヨルゲン・フリードネス氏が中国・ロシアを名指しで批判。マドゥロ政権への武器供与が民主化運動を弾圧し独裁を強固にすると指摘し、マリア・コリナ・マチャド氏の受賞を通じて大国の責任を問うた。
ロシア国防省は11日、同省によるとウクライナがロシア各地に大規模な無人機・ドローン攻撃を実施し、全国で少なくとも287機を撃墜、モスクワ州を含む複数州で迎撃、モスクワ州上空では約40機が落とされ市民は夜間に無人機と防空ミサイルの音が響いたと発表した。
ミャンマー西部ラカイン州ムラウーの公立病院が10日夜、国軍機の空爆で直撃され、患者や付き添いを含む少なくとも30人以上が死亡、負傷者は約70人に上ると支援団体や反軍勢力、報道が伝える。医療施設への攻撃は地域の暮らしと信頼を根底から揺るがしている。
米国土安全保障省(DHS)は、移民・税関執行局(ICE)の追放便向けにボーイング737を自前で6機購入、総額約1億4千万ドルを投じると米紙が報じ、同省も認めた。トランプ氏の大規模国外追放計画を支援する一手で、ねらいと人道・外交への影響が問われる。
台湾の呉志中外交部政務次長が極秘にイスラエルを訪問していたと判明。ミサイル防衛技術で先行する同国との協力に期待が集まる中、この静かな往来が島の防空体制強化と対中圧力下における外交バランスをどう変えるかが焦点だ。米国や日本を含む地域の安全保障への影響も注目される。
英国政府は中国拠点の企業2社を、政府や民間を含む80件超のITシステムへの無差別で重大なサイバー攻撃を理由に制裁。中国は「政治的操作」と反発し、サイバー空間を巡る攻防が外交と市民安全を揺るがしている。影響は国際的な安全保障議論を呼び、対中政策やサイバー防衛の強化が課題だ。
米紙WSJ報道を引用した海外通信は、トランプ大統領のウクライナ和平案に、ロシアから欧州への段階的エネルギー再開や米企業によるロシアのレアアース・エネルギー分野への大規模投資、凍結中のロシア資産をウクライナ復興資金に充てる案が含まれ、数週間かけ欧州各国に詳細文書が提示されたと報じた
ロシア発中国行きの新パイプライン「シベリアの力2」について、CNPC系研究所トップは建設に「膨大な作業と人員、交渉」が必要で実現は少なくとも8〜10年との見通しを示した。9月のプーチン大統領の法的拘束力ある覚書表明に対し中国政府は沈黙し、両国の温度差が鮮明だ。
USTRのグリア代表は、アトランティック・カウンシルのワシントン会合で、IEEPAに基づくトランプ政権の関税が最高裁で違法と判断されても、別の法的手段で約2000億ドルの関税収入を確保し得る可能性があり、企業の負担が一気に消えるとは限らないと述べた。