北方領土・択捉島に中国代表団 水産加工工場の建設希望も、日本政府は入域容認せず

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共同通信によると、ロシア極東のサハリン州は2026年10月13日(現地時間)、中国黒竜江省の代表団が、ロシアの実効支配する北方領土・択捉島を訪問したと発表した。代表団は水産業や観光分野での協力可能性を探った。日本政府は、北方領土に対するロシアの管轄権を前提とした第三国の入域や経済活動を容認しない立場にある。

養殖や観光施設に関心、加工工場の建設希望も

MFDに掲載されたRIAノーボスチ通信の記事によると、サハリン州政府広報は、黒竜江省の企業関係者らが水産業と観光分野での協力可能性について議論したと説明した。インタファクス通信は、代表団には行政関係者も含まれていたと報じている。

水産分野では、訪問団がウニやナマコの養殖に関心を示した。州政府広報によると、参加した中国企業の代表は、地元企業と協力して水産加工工場を建設したいとの希望も述べたという。

観光分野では、宿泊施設の開発に関心を示し、観光関連施設の建設候補地を視察したとされる。ただし、これらは事業の可能性を探る段階であり、具体的な投資契約や建設の決定は明らかになっていない。

日本外務省は、第三国の国民や企業がロシアの管轄権を前提として北方領土に入域したり、経済活動を行ったりすることは、日本の立場と相容れないとしている。共同通信は、今回の訪問に日本政府が反発するとの見通しを伝えた。

参考・出典

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