中国艦船53隻が日本南部からフィリピン沖に展開 台湾高官「日台比への脅威は明白」

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※記事を視覚化したイメージであり、実際の事象とは異なります。

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台湾国家安全会議の呉釗燮秘書長は10月28日、中国海軍艦艇や海警船など計53隻の位置を示す地図をXに投稿し、台湾、日本、フィリピンに同時に及ぶ脅威は「明白」だと述べた。ロイターが29日に報じた。艦船の活動範囲は日本南部からフィリピン東方に広がっている。

広域に分布する艦船、台湾は情報交換と活動把握を継続

ロイターが紹介した地図によると、空母「遼寧」と随伴部隊はフィリピン東方に位置していた。台湾の東方・南東沖にも別の部隊があり、日本南部沖には3つの部隊が示されていた。53隻はこうした広域の艦船数で、台湾周辺だけを対象にした数字ではない。

53隻のうち34隻は遼寧を含む海軍艦艇で、残る19隻は海警船などの公船だった。呉氏はこれらの配置を示し、台湾、日本、フィリピンが同時に脅威に直面しているとの認識を表明した。

一方、中国海軍は14日、遼寧の空母編隊が西太平洋で行う活動について、年間計画に基づく通常訓練で、特定の国を対象としないと説明していた。活動の意味を巡り、台湾側の脅威認識と中国側の説明には隔たりがある。

日本周辺でも具体的な通過事例が報告されている。防衛省統合幕僚監部が28日に公表した資料によると、中国海軍のミサイル駆逐艦2隻、フリゲート1隻、海警船1隻の計4隻が27日に鹿児島県沖の大隅海峡を東進し、太平洋へ向かった。海上自衛隊の艦艇やP-1哨戒機が警戒監視と情報収集に当たった。共同通信によると、海警船が海軍艦艇に同行して日本周辺の海峡を通過した事例を、防衛省が公表したのは初めてという。

台湾側の対応については、顧立雄国防部長が29日、関係先との情報交換に加え、中国軍艦の活動把握を続けていると説明した。ロイターが台湾の議会での取材内容として伝えた。

参考・出典

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