フランス、24日の大規模デモに警察官ら7万人動員へ 暴動再発を警戒し警備強化

フランス、24日の大規模デモに警察官ら7万人動員へ 暴動再発を警戒し警備強化

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フランスのローラン・ニュネス内相は10月23日(現地時間)、翌24日の全国的な抗議活動に対応するため、警察官と憲兵計約7万人を動員すると発表した。17日のデモに伴って発生した略奪や破壊行為の再発を警戒し、機動部隊に加えて専門部隊や装甲車などを投入する方針だ。

7万人を動員、精鋭部隊は施設警備などを支援

今回の抗議運動は、高校生による学習環境の改善要求から始まり、生活費の高騰などへの不満を背景に全国へ広がった。AFPによると、ニュネス内相は23日のパリでの記者会見で、SNS上に暴力や略奪を呼びかける投稿が出回っていると警告した。

警備に当たる人数は前週より約1万人多い。騎馬警官に加え、上空からの監視に用いるヘリコプターやドローン、対ドローン装備も活用する。装甲車や放水車も配備する計画だ。

フランス内務省の発表などによると、RAID、GIGN、BRIといった精鋭部隊も動員される。ただし、これらの部隊は通常のデモ警備を直接担うのではなく、公共施設の警備などを通じて治安部隊を支援する役割と説明されている。

デモ制限に労組が反発、主要美術館も休館へ

暴力の再発を防ぐため、各地で抗議活動の禁止や行進ルートの制限が実施されている。パリでは24日、労働組合主催のデモのみが許可され、バスティーユ広場からナシオン広場までの行進が予定されている。

AFPによると、南部マルセイユの当局は23日、当初の禁止措置を変更し、労組主催のデモ1件を例外的に認めた。

一方、規制をめぐって労働組合から批判も出ている。CNA掲載のロイター記事によると、CFDTのマリリーズ・レオン書記長は仏テレビ局TF1に対し、デモをこれ以上認めない対応は逆効果だと指摘。抗議する人々には、自分たちの声を聞いてほしいという要求があると訴えた。

市民生活や観光への影響も広がっている。APによると、パリでは安全上の懸念から、ルーブル美術館、オルセー美術館、ピカソ美術館などが24日に休館すると発表された。

参考・出典

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