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中国がレアアースを含む輸出管理を強めるとの見方が広がり、重要鉱物をめぐる経済安全保障が各国の共通課題になっている。日本と英国は23日、供給網の弱点を減らすため、同盟国や同志国と組む動きを加速させる考えを確かめた。外務省によると、船越健裕外務事務次官がロンドンで英外務省のオリバー・ロビンズ事務次官と協議した。
日英次官協議 重要鉱物供給網強靱化
外務省の説明では、協議はロンドン時間23日午後0時15分(日本時間23日午後9時15分)に始まり、昼食を挟んで約2時間行われた。中国による輸出規制の動きも念頭に、重要鉱物のサプライチェーンを強くするため、同盟・同志国との連携をいっそう深める方針で一致した。
背景には、経済と安全保障が結び付く局面が増え、鉱物の調達が外交課題として前面に出てきた事情がある。外務省は、日英関係を安全保障や防衛、経済安全保障、経済など幅広い分野で強め、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持にも協力するとしている。
この日の協議では、二国間の課題に加え、インド太平洋、ウクライナ、中東情勢など地域・国際問題も議題となった。日英は二国間だけでなく、G7などの枠組みも使いながら連携を深める姿勢を確認した。
レアアース輸出規制 対中依存減らす現実策
レアアースは電気自動車のモーターや風力発電、スマートフォン、精密機器などで使われ、代替が難しい品目も多い。供給や精錬が特定国に偏ると、規制や外交摩擦がそのまま調達不安に直結する。共同通信の報道でも、今回の協議は中国の規制を念頭に置いたものだと伝えている。
日本は過去にレアアースの供給不安を経験しており、調達先の分散や、精錬・リサイクル、代替技術の開発を官民で積み上げてきた。英国側も重要鉱物の戦略を掲げ、国内外の関係者を巻き込みながら、精錬や循環の整備、供給網の粘り強さを高める議論を進めているとされる。
重要鉱物の安定確保は、外交の掛け声だけでは前に進まない。両政府が同盟・同志国との協力を広げるなら、企業の投資判断を後押しする制度設計や備蓄、リサイクル網の整備が避けて通れない。供給網の見取り図を共有し、弱点を埋める協調が進むほど、規制や途絶が起きた際の経済の揺れは小さくなる。
