ウクライナ南部オレシュキの局地停戦が終了 約6日間で支援物資を搬入、住民退避も実施

ウクライナ南部オレシュキの局地停戦が終了 約6日間で支援物資を搬入、住民退避も実施

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ロシア占領下のウクライナ南部ヘルソン州オレシュキと周辺地域で、住民退避と人道支援のために続いていた約6日間の局地停戦が、2026年11月1日夜(現地時間)に終了した。停戦中には支援物資の搬入と住民退避が実現し、ウクライナのルビネツ人権問題全権代表は、双方が合意上の義務を守ったと説明している。

物資搬入と退避を支えた局地停戦

停戦は住民退避と人道支援を目的に、10月27日未明(現地時間)に始まった。合意はメラニア・トランプ大統領夫人が仲介した。道路の地雷除去を経て、食料や医薬品などの物資がオレシュキに搬入された。

住民の退避は10月31日までに実施された。オレシュキはドニプロ川を挟んでウクライナ支配下のヘルソン市と向かい合うが、退避住民は迂回路を使った。ロイターによると、ウクライナ側へ向かった住民はバスでクリミアを経てロシア南部アナパへ移動し、航空機でベラルーシに向かった後、ウクライナに再入国した。

停戦の対象について、共同通信はルビネツ氏の説明として、ヘルソン州全域と物資輸送に使う地域だったと伝えている。ただし、両軍が一致した具体的な対象区域を公表したわけではなく、ウクライナの他地域では戦闘が続いた。

また、ウクライナ軍は停戦期間中、ドニプロ川西岸のウクライナ支配地域から住民167人を退避させたと11月1日に発表した。これはオレシュキからの退避者数とは別の数字である。同市から退避した総人数や残留者数は明らかになっていない。

人道協力の継続を模索

ルビネツ氏は11月1日、通信アプリへの投稿で、停戦期間を通じて双方が引き受けた義務を守ったと説明した。ロイターが停戦終了を報じた時点では、直ちに戦闘が再開したことを示す情報はなかった。ただし、ヘルソン州知事はドニプロ川沿いの危険地域に近づかないよう警告している。

今後についてルビネツ氏は、ロシアのラントラトワ人権問題全権代表と、同様の人道活動を続ける可能性を探っていると説明した。一方、ペスコフ露大統領報道官は10月30日、今回の協力を紛争解決プロセス全体に当てはめるのは難しいとの見方を示した。

参考・出典

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