勾留中の被告が病院から逃走 静岡で12時間の緊急態勢の末に逮捕
5日未明、傷害などの罪で起訴され勾留中だった島田健太郎被告(54)が、入院先の静岡県伊豆の国市の病院から逃走し、約12時間後に同県三島市内で逮捕された。広い範囲で緊急配備が敷かれ、学校の休校や外出自粛が相次ぐ中、勾留中の被告を病院でどう管理するのかという課題が浮かび上がっている。
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5日未明、傷害などの罪で起訴され勾留中だった島田健太郎被告(54)が、入院先の静岡県伊豆の国市の病院から逃走し、約12時間後に同県三島市内で逮捕された。広い範囲で緊急配備が敷かれ、学校の休校や外出自粛が相次ぐ中、勾留中の被告を病院でどう管理するのかという課題が浮かび上がっている。
中国外務省の報道官が12月5日の記者会見で、東アジアの広い海域で報じられている自国艦船の大規模展開について問われ、具体的な規模や目的の確認を避けつつ「中国海軍と海警局は国内法と国際法に沿って行動しており、過度に取り沙汰すべきではない」との立場を示した。だが、周辺国にとっては海運と漁業を支える生活の海でもあり、「何でもない」とされる動きが、どのような不安と負担を生んでいるのかが問われている。
台湾総統府の郭雅慧報道官は5日、中国が東アジアの広い範囲で多数の艦船を展開しているとのロイター報道を受け、中国軍の活動が地域の安定を揺るがしかねないと懸念を示した。台湾周辺では軍艦や公船の往来が日常化しつつあり、住民や航路を見守る当局の警戒も一段と強まっている。
米半導体大手Advanced Micro Devices(AMD)のリサ・スーCEOが4日(現地時間)、対中輸出が制限されているAI半導体「MI308」の一部について、米政府から輸出ライセンスを既に受け取ったと明らかにした。中国向けに実際に出荷する場合、売上の15%を米政府に納める条件も受け入れる考えだという。厳しい輸出規制の下でも中国市場を手放さない姿勢は、AI半導体ビジネスの新たなコスト構造を…
2025年12月5日、中国の習近平国家主席がフランスのマクロン大統領とともに中国南西部の四川省成都を訪れた。国家主席自らが地方都市まで外国首脳を案内するのは珍しく、中国が欧州連合(EU)の中でフランスを特別なパートナーとみなしていることを印象づける演出となった。来年フランスが主要7カ国(G7)首脳会議を主催することも踏まえ、象徴的な場面づくりに力を入れたかたちだ。
台湾の行政トップが、日本の首相の一言に公然と感情を重ねた。12月5日、卓栄泰行政院長は、高市早苗首相が先月、強い圧力の中でも台湾海峡の平和と安定の重要性を語ったことについて「非常に心を動かされた」と述べた。緊張が続く地域で、このやり取りは日台双方にどんな意味を持つのか。
SpaceXは12月2日、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍施設内の第37発射施設(SLC-37)で、2基の発射台を建設する承認を得たと明らかにした。テキサス州スター ベースに続き、超大型ロケット「スターシップ」の本格的なフロリダ拠点が動き出す。新たな基地整備は、周辺の暮らしと宇宙ビジネスにどのような変化をもたらすのか。
三菱造船や今治造船、国内大手海運各社など7社が12月1日、液化CO2(LCO2)輸送船とアンモニア燃料など新燃料船の標準設計づくりで覚書を交わした。次世代の環境対応船を、設計段階から横串でまとめる試みだ。脱炭素と国際競争力の両立に悩む日本の造船・海運にとって、この枠組みはどんな意味を持つのか。
日本電気硝子は2025年12月2日、AIサーバやデータセンター向けの電子回路基板に使う低誘電ガラスファイバ「D2ファイバ」の販売を始めた。基板内部の信号損失を抑えつつ、高速・大容量通信へと踏み出す装置の需要は世界で急増している。熱のこもるサーバ室で、基板の一部にすぎないガラス繊維が、電力と速度の綱引きを左右し始めている。
電子機器の小型化が進むほど、発熱と部品のゆがみは避けにくくなる。2025年11月、東京科学大学らの研究グループが、温めると縮むうえに磁石とコンデンサの性質を同時に示す新しい鉄酸ビスマス系材料を報告した。強磁性と強誘電性、そして室温での負の熱膨張を兼ね備え、低消費電力の磁気メモリや熱に強い部品設計の切り札になり得ると期待されている。
スイスの金融大手UBSが12月4日に公表した年次報告書で、世界のビリオネア(資産10億ドル超の超富裕層)が2919人に達し、過去最多になったことが明らかになった。UBSがデータ収集を始めた1995年以降で最大の人数であり、彼らの総資産も15.8兆ドルと記録を塗り替えた。株式市場、とりわけAI関連を含むテック企業の株高がこの急増を支えている。一方で、物価高に直面する多くの家計との間で「富の集中はどこ…
ロシアが侵攻したウクライナの占領地域から連れ去られた子どもたちが、一部は遠く北朝鮮へ送られている可能性が指摘されている。ウクライナ議会の人権担当であるドミトロ・ルビネツ氏は4日、ロシアが数千〜2万人とされる連行児童の一部を「再教育」を名目に北朝鮮へ移送していると明らかにした。行き先や安否が見えない子どもたちを前に、残された家族と国際社会は、戦争下の子どもの安全をどう確保できるのかという重い問いに直…
2025年12月初旬、ロシア製の原子力潜水艦を借り受ける見返りとして、インドが約20億ドル(約3100億円)を支払うとの報道が出た。ロシアのプーチン大統領がニューデリーで首脳会談に臨むタイミングで浮上した話だが、その直後にインド政府は「新しい契約ではない」と火消しに動いた。高額な原潜リースとロシア依存をどう位置づけるのかというインドの悩みが、改めて表面化している。
米軍は現地時間4日、東太平洋の公海上で麻薬を運んでいたとみなす小型船を攻撃し、乗っていた4人全員を死亡させたと発表した。米南方軍はX(旧ツイッター)や公式サイトで、情報機関の分析によりこの船が違法薬物を積み、東太平洋の既知の密売ルートを航行していたと説明している。カリブ海と東太平洋で続く一連の対麻薬作戦の一環だが、戦場ではない海で軍事力を行使することの是非が、改めて問われている。
米上院で4日、トランプ政権による中国向けAI半導体輸出規制の緩和を封じる新たな法案が提出された。超党派の議員がまとめた「SAFE CHIPS法案」は、先端AIチップの輸出ライセンスを今後30カ月間認めないよう商務省に義務づける内容だ。米中の技術覇権をめぐる攻防は、半導体を通じて企業と同盟国の選択にも影を落としつつある。
ロシアとの和平交渉を急ぐ米国の動きに対し、ウクライナと欧州はどこまで歩調を合わせるのか。独誌「シュピーゲル」が2025年12月4日に報じたところによると、1日に行われたウクライナのゼレンスキー大統領と欧州首脳らの電話会議で、フランスのマクロン大統領とドイツのメルツ首相が、米国主導の案に強い懐疑を示したという。ウクライナに対する「安全の保証」があいまいなまま、領土を巡る譲歩を迫られるのではないかとい…
2018年に英ソールズベリーで起きた神経剤ノビチョクによる襲撃事件を巡り、英国の調査委員会は12月4日、ロシア軍情報機関GRUが作戦を実行し、プーチン大統領がこれを承認していたと結論付けた。同日、英政府はGRU全体と関係者11人への新たな制裁を発表し、継続的な敵対的活動への抗議として駐英ロシア大使も外務省に呼び出した。スターマー首相は「残忍なプーチン政権に立ち向かう」と述べ、英国内の安全と対露戦略…
コンゴ民主共和国とルワンダの首脳が12月4日、ホワイトハウスで米国仲介の和平協定の調印式に臨み、東部コンゴの紛争終結に向けたコミットメントを改めて示した。両国は重要鉱物の開発や安全保障、経済連携に関する協定にも署名し、資源協力の拡大も掲げた。しかし同じ日に、政府軍とルワンダ支援とされるM23の戦闘が東部で続き、6月合意の和平はなお履行が進んでいない。
米国が再び北米貿易の枠組みを揺さぶっている。米政治サイト「ポリティコ」のポッドキャストで、グリア米通商代表部(USTR)代表は、トランプ米大統領が来年、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)からの離脱を決断する可能性に触れた。協定に設けられた見直し期間は、修正や再交渉だけでなく、必要と判断すれば離脱するための仕組みでもあると説明し、カナダとメキシコと別々に協定を結び直す案にも言及したという。20…
国際通貨基金(IMF)は4日、日本政府が先月まとめた経済対策について、財政コストの重い案を外し、規模を抑えた点を評価した。新たな歳出は予想より小さく、来年度の財政赤字への影響も限定的とみている。一方で、利払いの増加や高齢化、防衛費といった長期の課題は重く、誰がどこまで負担を担うのかという問いが改めて浮かび上がっている。